SUPER GTに痛車が参戦！ 初音ミクZ4密着レポート 第36回

ミクZ4、SUPER GT最終戦はまさかのリタイア！

ありがとう、ミクZ4！

　前戦オートポリスでの成績が良かっただけに、誰もが期待した最終戦ツインリンクもてぎ。いつもなら起きないようなトラブルやペナルティが一気にミクZ4を襲った。急激なマシンのバージョンアップに信頼性がついて来ていないのだろう。また、「ホンダ系サーキットと相性が悪い」と言われていたが、来期はこのジンクスを早々に打ち破ってもらいたいところだ。何せ、鈴鹿、もてぎで完走したことが1度もないのだ。これはシーズンを戦ううえでとても不利になる。最低限、安定して全戦完走できるようになれば、来期は中盤～上位グループとも戦えるに違いない。

　さて、最終戦は残念な結果に終わってしまったが、これでミクZ4はSUPER GTにほぼフル参戦（セパンは除く）という実績を得た。その他にもエンジンを換装したり、ドライバーを変更したり、最高速を得たり、ベスト10に入賞するなど、たったの1シーズンで数多くの経験をした。そして何より多くの個人スポンサーやファンを得た。これらのことを考えれば、来年はシングル順位の常連になれるかもしれない。そして、ついにセパンデビューか!?　夢は広がるし胸は熱くなるが、しかし、今はチーム関係者も、ファンのみなさんも、そしてミクZ4もゆっくり休んでほしい。

　みなさん、1年間お疲れ様でした！

　夢と希望をありがとう！

　ミクZ4に関わったすべての人に祝福を──

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