そのほかのVAIOノート P、S、T、Z、Wシリーズ
VAIO Pシリーズ「VGN-P72K/W」(カラーはホワイト)
ポケットサイズの「VAIO P」シリーズは、上位モデルがWindows 7 Home Premium 32bit版搭載に変更された。Windows 7搭載モデルはストレージがHDDからSSD 64GBへと変更され、FOMA-HIGHSPEED対応のWWAN機能を標準搭載する(ワンセグチューナーは内蔵しない)。なお、Windows XP搭載モデルは従来機種が継続販売される。
Windows 7搭載モデル「VGN-P72K/W」の予想実売価格は、11万円前後。
VAIO Sシリーズ「VGN-SR74FB/S」
13.3型ワイド液晶ディスプレーを搭載するモバイルノート「VAIO S」シリーズは、店頭販売モデルではWindows 7搭載のほか、HDDが500GBに増量された。VOMモデルでは、ストレージに512GBまでのSSDを選択可能となっている。
店頭販売モデルは「VGN-SR74FB/S」1機種で、予想実売価格は15万円前後。
VAIO Tシリーズ「VGN-TT53FB」
長時間バッテリー駆動重視のモバイルノート「VAIO T」シリーズは、Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)搭載の上位モデルに加えて、低価格なCeleron SU2300(1.20GHz)搭載モデルが追加された。上位モデルは内蔵ワンセグチューナーや付属のノイズキャンセルヘッドホンといった付加機能を持つが、下位のCeleronモデルにはいずれもない。
11.1型ディスプレー搭載、重さは約1.3kg未満という軽量コンパクトながら、VOMモデルではBDを搭載したり、フルセグの地上デジタル放送チューナーを内蔵できるといった特徴は継承している。
店頭販売モデルの予想実売価格は、上位モデルの「VGN-TT53FB」が19万円前後、下位モデル「VGN-TT33FB」が15万円前後。
VAIO Zシリーズ「VGN-Z73FB」
高級モバイルノート「VAIO Z」シリーズは、店頭販売モデルはWindows 7搭載のほか、CPU性能とHDD容量がやや強化された。CPUはCore 2 Duo P9700(2.80GHz)に強化。HDDは500GBとなっている。また、VOMモデルは天板に新柄が2パターン追加されている。ハードウェア面では従来機種どおり。
店頭販売モデルは「VGN-Z73FB」1機種で、予想実売価格は21万円前後。
なお、ネットブックの「VAIO W」シリーズは、店頭販売モデルは継続販売となる。VOMモデルには、OSの選択にWindows 7 StarterとWindows 7 Home Premiumが加わった。
一体型デスクトップ VAIO J
VAIO Jシリーズ「VGC-JS73FB/W」
比較的低価格なディスプレー一体型デスクトップ「VAIO J」シリーズは、Windows 7搭載のほかに、地上デジタル放送チューナー内蔵の上位機種が、Core 2 Duo E7400(2.80GHz)と1TB HDD内蔵へと強化された。テレビチューナーを持たない下位モデルも、CPUが若干強化(Pentium E5400)されている。
カラーバリエーションは、店頭販売モデルがホワイト、ピンク、ブラウンの3色で、VOMモデルではシルバー、ブラック、グリーンの3色が追加される。店頭販売モデルの予想実売価格は、上位モデルの「VGC-JS73FB」が18万円前後、下位モデル「VGC-JS53FB」が14万円前後。
