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ガラパゴスケータイの機能徹底絞り出し 第7回

撮った写真をケータイの中で加工して楽しむ

2009年09月07日 16時00分更新

文● 小林 誠/ゴーズ、ASCII.jp編集部

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Cyber-shotケータイ S001

au「Cyber-shotケータイ S001」

写真の加工が楽しい
auのCyber-shotケータイ

 auの「Cyber-shotケータイ S001」も、ドコモのSH-06Aに負けない画像編集機能を搭載している。画像の切り抜きやサイズ変更はもちろんだが「文字合成」ができる。具体的には写真に入れる「文字」を色、サイズ、背景の色、さらに位置まで細かく決められる。

 ほかにも遊び心満載で、たとえば「ピクチャアレンジ」という機能がある。これは写真を「スケッチ」風、「鏡」に映った風、「漫画」風、「アンティーク」風といった具合に、写真全体を加工してくれる。「エフェクト」機能に近いが、それよりもっと予想外な加工をしてくれるので面白い。人物の顔を載せたくない、場所や背景を知られたくないときにあえて使ってみるのも手だろう。

画像にフレームを付けたり、セピア色に加工する機能が用意されている

 さらに「デコ絵つくーる」では、写真で「絵文字」を作ることもできる。実際は絵文字として登録されるのではなく、デコレーション絵文字の画像としてメールに貼るのだが、その写真サイズは完全に絵文字の1つと同じとなる。

931SC

ソフトバンク「931SC」

撮影した写真をベースにさらに遊びを広げる
931SCの「お絵かきアニメ」機能

 ソフトバンクの「931SC」は、ここまで紹介してきたのとは、また毛色の違う機能がある。それが「お絵かきアニメ」だ。これは写真を素材として、色々な描き込みやアニメーションが作れるというもの。

サムスン電子製の931SCには、国内メーカー製端末にはあまりない写真を加工して楽しむ使い方が用意されている。その代表的な機能が「お絵かきアニメ」だ

 実際の使い方は別記事に詳しいが、「キャンパス」で画像を選んだあと手書き文字や絵などを書き込み、さらにその文字を動かすことができる。作ったアニメはFlash形式なので、メールで送信したり、ブログに掲載することもできる。

あらかじめ用意されている各種マークを追加したり、また手描き文字を書き込むこともできる。このマークや文字は動かしたい部分を範囲指定することで、アニメーションさせる機能も持っている

 ケータイで撮影した写真をそのまま自分で見たり、周りの人と見せ合うのは楽しいことだが、ケータイならではの加工や編集でさらにおもしろいコミュニケーションが生まれる可能性がある。ぜひとも皆さんも今回紹介した機能を使っていただきたい。

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