
現代日本人にはもはや欠かせない
ケータイのアラーム機能
海外ではケータイのアラーム音は1種類で十分という意見もあるようだが(関連記事)、目覚まし代わりに使っている人も多い日本では、比較的重要視される要素だ。
というわけでこのケータイのアラーム、想像以上に多機能である。目覚まし時計が多機能でも面倒なだけだが、ケータイならカーソルキーと決定キーだけでスムーズに設定ができる。
基本的な部分はメーカーやキャリアを問わずに似通っている。具体的には時間とスヌーズの設定、アラーム音の種類と音の大きさの変更といったところだ。しかし各端末で小さな違いがあり、それを知ったうえで使うと「寝坊の撃退」がより確実になるし、起きるときの不快さも減るかもしれない。
今回のサンプルとして用いたのは、NTTドコモ「SH-05A」、au「Cyber-shot S001」、ソフトバンクモバイル「931P」の3台だ。
メッセージとともに起こす
ドコモのアラーム
ドコモ「SH-05A」のアラームはメインメニューの「LifeKit」の中にある。まずこの機能のおもしろい点はメッセージを入力できることだ。これを使えば「明日の朝一に絶対忘れてはならないこと」を入力できる。日常生活なら「8時から断水!」とか「メールチェック」など。健康診断でバリウムを飲むなんてときは「朝食を抜いて胃を空に!」といった自分への注意が設定可能だ。
アラームの音の種類はプリンストールされているメロディだけで22種類。音量は10段階。鳴動時間の設定も可能。スヌーズは2~15分間隔で1回で何度鳴らすかも「2~6回」の範囲で決められる。
最初から大音量で2分間隔で鳴らす、しかも毎回6回鳴らすといった設定なら確実に起きられそうだ。
ワンセグを使ったアラームも便利
もうひとつ「イマドキのケータイらしいアラーム」がある。それが「ワンセグのアラーム」だ。これはSH-05Aの「LifeKit」にある「お目覚めTV」を使う。その名の通り、朝アラームとともにワンセグが起動する。設定は簡単で「開始日」と「チャンネル」を決めればOK。ワンセグのメニューにある予約リストを見れば確認できる。
毎朝NHKのニュースをチェックするといった習慣の人はこれを使うと起きた瞬間から見ることができる。また早朝や深夜の番組を見たいけど起きられない、なんて人もこのアラームを活用するとよいだろう。

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