OMNIAの愛称を持った日本のケータイ界への刺客
ソフトバンクの「OMNIA POP 931SC」は、タッチパネル液晶を搭載した「OMNIAシリーズ」の第2弾にあたる製品だ。
実は世界的には、OMNIAシリーズは高機能なスマートフォン的存在としてモデル展開されている。しかし、日本では前モデルの「930SC」同様、独自のOSを搭載。日本的な“ケータイ”として問題なく使用できる。
また“OMNIA POP”の愛称からもわかるように、明るめのカラーバリエーションで女性向けのコンセプトを持つほか、フルタッチインターフェイスを楽しさや遊びの方向に振っている。なお、タッチパネルは感圧式を採用しているので、指やタッチペンだけでなく爪にも反応して操作できる。
前モデルから比較するとサイズダウンも
逆に使いやすさは向上
前モデルの930SCと比べて大きく変化したのが本体サイズである。横幅が50.9ミリで、930SCからは7.2ミリものサイズダウンとなった。縦横は一般的なクラムシェル型のハイエンドモデルとほぼ同じ大きさで、厚みは13.1ミリだ。
サイズダウンした関係で、搭載しているディスプレーも約3インチ(800×400ドット)と小さくなっている。とはいえあまり不便さは感じない。逆に手のひらに載せて操作するときに、親指がディスプレー上のどこでもラクラクと届くので操作しやすい。
また、アイコンがサイズアップしているので、タッチペンを使わずに親指だけの操作でもタッチミスが少ない。操作性が向上していると感じさせるポイントだ。