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ガラパゴスケータイの機能徹底絞り出し 第1回

ワンセグは電車の中の暇つぶしだけじゃない

2009年07月27日 16時00分更新

文● 小林 誠/ゴーズ、ASCII.jp編集部

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microSDを使えば録画できる番組も増える!

 ワンセグの録画データの保存先は「microSD」などの外部メモリーカードに変更することも可能だ。

 ワンセグ放送はサイズが比較的小さく、1時間あたりの容量は大体150MB程度。2GBまでのメモリーカードしか対応していない機種でも10時間は録画できる。もし容量が一杯になったとしても2GBのカードは1000円以下で買えるので何枚か購入しておくといいだろう。また最近の機種はさらに大容量のmicroSDHCに対応したものもある。

国内ではケータイのメモリーカードはほとんどmicroSDになっている。ドコモやソフトバンクではmicroSDHC対応で2GB以上のカードに対応した機種が多いが、auではKCP+の制限からまだ一部の機種に限られる。ワンセグ機能でメモリーカードへの録画を優先すべく、設定を変更する

 メモリーカードに録画する場合は、ワンセグ機能のメニューから録画先として「自動microSD優先」などを選ぶとよい。機種によってはそもそも内蔵メモリには保存できなかったり、できる機種でも容量が100MB程度しかなく、録画をするとすぐに一杯になってしまう。

チャンネル設定で他県がわかる!?

 ワンセグを使うときに「チャンネル設定」が行なわれる。これはエリアによってチャンネル・放送局が違うためだ。地域さえ入力すれば、自動で設定されるので初めて使うときはそれにお任せするのがいい。

 チャンネル設定については複数のプリセットを保存しておけるので、たとえば帰省先での設定を保存しておけば、次に帰省したときも最初から設定せずともメニューから選択するだけで、簡単にチャンネルを切り替えられる。

 ここでちょっとおもしろいのがチャンネル設定を「手動」で行なう場合だ。たとえば旅行や出張で他県に行く時、どんなテレビ局の放送が流れているのか気にならないだろうか? このチャンネル設定では各エリアの放送局名がわかるので「お笑い芸人のU字工事がネタにする『とちぎテレビ』が見られるのか」といった、ちょっと気になる放送局を事前に調べられる。

地域のプリセット設定

地元以外にしばしば訪れるエリアがあるのなら、プリセット設定をメニューに登録しておくことで、毎回チャンネルの初期設定をする必要がなくなる

 移動先にどこでも持って行けるケータイであれば、普段見ているのとは違う放送局の番組をサクッと録画できる。これはまさにケータイならではのちょっとうれしい機能だろう。夏休みの旅行先でもぜひともワンセグ機能を活躍させてほしい。

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