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ガラパゴスケータイの機能徹底絞り出し 第1回

ワンセグは電車の中の暇つぶしだけじゃない

2009年07月27日 16時00分更新

文● 小林 誠/ゴーズ、ASCII.jp編集部

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HDDレコーダー代わりに大活躍の「録画」

 静止画だけでなく、番組自体の録画ももちろん可能である。多くの機種では上述の静止画撮影と同じボタンか、別のソフトキーを長押しすることで録画できる。自宅のHDDレコーダーやビデオの録画予約を忘れてしまったときなどに便利である。

 ただ受信状態が悪いところでは、当然録画が途中で途切れてしまう。たとえば会社で録画する場合は、あらかじめ受信感度がいいポジションに卓上ホルダーを置くなどしておくと便利かもしれない。なお、録画中は音量をゼロにしていてOKである。

カメラマークを長押しすると、今度は録画になる。このボタンのマークと操作の関係はほぼ共通。同じく「データBOX」→「ワンセグ」→「ビデオ」の順で録画したデータを再生できる

当然「予約録画」だって可能だ!

 初期のワンセグケータイでは番組は見られても録画できない、録画できても予約録画は無理といったことがあったが、最近のケータイはほぼすべて予約録画に対応している

 予約録画の方法は「手動」か「電子番組表」のどちらか。手動で時間などを入力するのは面倒なので、断然便利なのはやはり電子番組表。この電子番組表として、「Gガイド番組表リモコン」という名称のアプリがプリインストールされているケースが多い(ソフトバンクは「Gガイドモバイル」)の名称で用意されている。

最近のほとんどのケータイで電子番組表として用意されているのが「Gガイド番組表リモコン」。番組を選択し、「メニュー」から「ワンセグ録画予約」を選ぶと、予約設定が完了。番組の詳細情報も充実しているので、普通に自宅のテレビを見ているときに併用しても便利である

 使い方は簡単で、各局の好きな番組を選んでメニューから「ワンセグ予約録画」を選べばよい。ただしその時間に既に放映中だと予約録画はできないことがある。その場合は、すぐにワンセグ画面に切り替えて、普通に録画しよう。

 中にはワンセグの録画予約を行なうと、ケータイのカレンダー機能に「予定」として表示されるものもある。だからかなり先の番組を予約していても、カレンダーを見ればすぐにわかるし、思い出せる。

SH-07Aではワンセグの録画予約設定とケータイ内のカレンダー機能が連携しているのが便利。右の画面は視聴予約の機能。これは録画はしないが、見たい番組の開始前にアラームで「番組の開始を知らせる」機能だ。当日の朝や番組開始の2時間前に教えてくれる。どうしても見逃せない番組がある場合に使いたい

 また、前述のアプリはパナソニックやソニー製の一部HDDレコーダーと連携して、自宅にあるレコーダーに録画予約を追加する機能も持っている(関連記事)。

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