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クラウドをつかめ 第3回

情報セキュリティEXPO開催!基調講演レポート

基調講演で見えたクラウド時代のセキュリティ対策

2009年05月14日 09時15分更新

文● 金子拓郎/TECH.ASCII.jp

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展示会場は狭い通路に大勢の人が

 情報セキュリティEXPOは、東京ビッグサイトの西展示場1階(西1ホールと西2ホール)すべてを会場として使う。このため会場のスペースは広いのだが、160を超える出展社が集まっており、通路には多くの人で溢れていた。

多くの人でごった返していた展示会場

 その中でも多くの人を集めていたのが、トレンドマイクロとカスベルスキーのブースだった。トレンドマイクロブースでは社長兼CEOのエバ・チェン氏が、カスペルスキーのブースではロシア本社CEOのユージン・カスペルスキー氏がそれぞれ講演を行なっており、通路を防ぐほどの人だかり。セキュリティ企業トップ自身の声による解説を聞き入っていた。

 またキヤノンITソリューションズのブースでは、5月12日に新バージョン発売の発表を行なったばかりの「ESET Smart Security V4.0」を展示。検出機能などはV3.0と大きな違いはないとしつつ、事前登録をしたUSBメモリの利用は許可し、ほかのリムーバブルメディアの利用を禁止するUSBウイルス対策機能の解説などを行なっていた。

 時間帯によって異なるのかもしれないが、混雑した会場内は目的のブースに向かうのも一苦労だ。訪れるのであれば、目指すブースの場所を事前に確認した上で展示ホールに入場するとよいだろう。

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