ウイルス対策や情報漏えい対策といったセキュリティ製品関連ベンダーが一堂に会する第6回情報セキュリティEXPOが、5月13日(水)~15日(金)に東京ビッグサイトで開催される。169社(5月11日現在)ものブースが集まる会場で、何を見るべきなのか。各社の見所をお伝えしよう。
ビッグサイトのすべてを使う総合展示会
情報セキュリティEXPOは、国際見本市主催会社のリード エグジビション ジャパンが主催するITセキュリティの展示会/セミナーイベントだ。今年が6回目で、ファイアウォールやIDS、ウイルス対策、クライアント管理、電子認証、セキュリティ監査、データ破壊などさまざまな分野のセキュリティ関連ベンダー169社が出展する。セミナー会場ではセキュリティベンダートップによる基調講演、数多くの専門セミナーなどが行なわれるほか、展示会場内にも出展社用のセミナースペースが用意されている。
場所は東京国際展示場(東京ビッグサイト)で、開催時間は5月13日(水曜日)と14日(木曜日)が午前10時~午後6時。最終日の5月15日は午前10時~午後5時となる。
この展示会は、同時開催が多いのも特徴だ。今回は第18回ソフトウェア開発環境展、第14回データウェアハウス&CRM EXPO、第12回組込みシステム開発技術展、第11回データストレージEXPO、第4回RFIDソリューションEXPO、第3回ダイレクトマーケティングEXPO、第3回Web2.0マーケティングフェア、そして今回が初となる第1回グリーンIT EXPOが行なわれる。東京ビッグサイトの西展示場と東展示場のすべてを使う大規模なIT展示会だ。なお、入場券は共通で、情報セキュリティEXPOで登録をすれば、他の展示会も回ることができる。
分野別の10ゾーンからお勧めを紹介
情報セキュリティEXPOの展示会場は、東京ビッグサイト西展示場の1階にある「西1ホール」と「西2ホール」を利用する。合計1万7760㎡という広い会場は、
- 認証・PKI・暗号化ゾーン
- シンクライアントゾーン
- ネットワークカメラゾーン
- データ消去・復旧ゾーン
- メールセキュリティゾーン
- 検疫ソリューションゾーン
- フォレンジックゾーン
- UTM(統合脅威管理)ゾーン
- ドキュメントセキュリティゾーン
- バイオメトリクス/生体認証機器ゾーン
という10のブースが用意されている。圧縮陳列とまではいかないが、169社ということで、かなりの収容密度であり、効率的に回っていきたいところだ。ここでは、弊社まで事前に出展のリリースを配布している会社を中心に、見どころを紹介しよう。
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