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最新パーツ性能チェック 第76回

「Phenom II X4 955 Black Edition」はSocket AM3の性能を引き出せるか?

2009年04月23日 16時00分更新

文● 石井 英男

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Sandra 2009

 まず、CPUの基本性能を計測するために、Sandra 2009のCPUテストを行なってみた。「Processor Arithmetic」および「Processor Multi-Media」ともに、X4 955 BEはX4 940 BEに比べて、スコアが7%前後向上している。X4 955 BEの動作クロックは、X4 940 BEに比べて6.7%ほど向上しているので、妥当な結果といえる。

Sandra 2009 Processor Arithmetic

Sandra 2009 Processor Arithmetic(単位:GFLOPS) better→

Sandra 2009 Processor Multi-Media

Sandra 2009 Processor Multi-Media(単位:Mpixel/s) better→

CINEBENCH R10

 CINEBENCH R10は、コア数に応じたスレッドを生成するため、マルチコアCPUの性能をフルに発揮できる3Dレンダリングソフトである。こちらも、先ほどのSandra 2009と同じ傾向を示し、X4 940 BEに比べて7.2%ほどスコアが向上している。クロック向上率よりスコア向上率が高いのは、DDR3によるメモリ帯域幅の拡大が効いているのであろう。

CineBench10 multiCPU

CineBench10 Rendaring multiCPU(単位:score) Fast→

TMPGEnc 4.0 Xpress

 エンコード性能を比較するために、TMPGEnc 4.0 Xpressを利用し、解像度1440×1080ドット/85秒のWMVファイルをMPEG-2(720×480ドット)、MPEG-4(352×288ドット)、Blu-ray MPEG-2(1920×1080ドット)にそれぞれトランスコードを行なってみた。
 その結果は下のグラフに示したとおりで、X4 955 BEは、X4 940 BEに比べて、トランスコードにかかる時間が12~13%以上短縮されている。クロック向上率の約2倍の性能向上というのは、なかなか素晴らしい。こうした処理では、多量のデータを扱うため、DDR3環境でのメモリ帯域幅の向上が大きく効いているのであろう。

TMPGEnc Xpress 4.0 エンコード時間

TMPGEnc Xpress 4.0 エンコード時間(単位:秒) ←Fast

(次ページへ続く)

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