星野金属工業(ソルダム)のベアボーンPC「M.J」がマザーボード変更によりFSB533MHzに対応、「MJ2」へバージョンアップされた。一見、外観が前バージョンから大きく変わってはいないので変更点はそれだけかと思いきや、フレームも新設計のものとなっている。
マザーボードは前バージョンのShuttle製「FS50」から同社製「FS51」へ変更。チップセットが“SiS650”からFSB533MHzおよびUSB2.0対応の“SiS651”に更新されたほか、AGPスロットを持ち高速なビデオカードが使えるようになったのは嬉しいところ。
外観の目立つ変更点は前面ポートの配置が変わったくらいだが、内部ではEnhance製MicroATX用SFX電源から、よりスリムで小型なAchme製FlexATX電源へと変更されたのがポイントで、しかも容量は160Wから200Wへとアップしている。これにともない3.5インチシャドウベイもケース最上段から風通しの良さそうなケース横脇に移動している。
背面のケースファンは「MT-PRO1300」などと同様取り付け位置の変更が可能で、標準で松下電器“Panaflow”のOEMである同社Windyブランドの8cmファンが搭載されいる。
本体色はシルバー、ブラック、ホワイトパールマイカの3色。価格はTSUKUMO eX.でシルバーとブラックが5万1800円、ホワイトパールマイカが5万3800円となっている。
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