米Lineo、米Metrowerks、米MotorolaのBroadband Communications部門はLinuxベースのセットトップボックス開発のために「Triarc Content Labs」を共同で設立すると発表した。運用開始は2002年半ばを予定しているという。
「Triarc Content Labs」の設立は、標準に基づいたセットトップボックス向けLinux環境構築を目指して、昨年6月に締結された「TV Linux Alliance」に基づくもの。サードパーティ向けに開発環境、テスト環境を提供し、Linuxベースのセットトップボックスに対応したアプリケーションやコンテンツの開発を促進することを目指す。
3社の役割分担は以下のとおり。
- 米Lineo……組み込み用Linuxディストリビューション「Embedix」を提供する
- 米Metrowerks……開発環境「Codewarrior」を提供する
- 米Motorola……セットトップボックス「DCT5000」シリーズ、通信技術、システムインテグレーションサービスなどを提供する
「Triarc Content labs」の詳細は今月末に発表される予定。