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Webブラウザ「Mozilla Milestone 15」リリース

2000年04月23日 04時51分更新

文● 沖中弘史

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 3月2日には「Mozilla」のプレベータ版「Mozilla Milestone 14」のリリース、4月6日には「Netscape 6」のベータ版をリリースをお伝えしたが、これらに続いて、「Mozilla Milestone 15」がリリースされた。

「Mozilla M15」画像
「Mozilla 日本語パック」M15対応版を適用した「Mozilla M15」のブラウザ画面。日刊アスキーのページを表示させた

 完成前の「Mozilla」のバージョンナンバーはMilestoneを前置して表記される。今回の「Milestone 15(以下M15)」で、Mozillaは初めて“ベータ版″となった。

 4月23日現在、The Mozilla OrganizationのFTPサイトには、Linux-i386版、Win32版、MacOS版(MacOS 8.5以降が必要、PPC版のみ)など、各種プラットフォーム用のバイナリが用意されている。Linux-i386版のファイルサイズは約6.3MB、ソースコードのファイルサイズは約22.3MBだ。また、最新のソースコードは、開発用のCVSツリーからも取得できる。CVSによる取得については、www.mozilla.org内の「source code via cvs」ページを参照のこと。

 Linux上の動作環境だが、glibc 2.1.x環境でないと動作しないので注意されたい(「Red Hat Linux 5.2」や「Vine Linux 1.1」などでは動作しない)。これは、glibc 2.0.xのthreadを扱う関数にバグがあるため。

 今回のリリースでは、M14に比べて多くの変更が行なわれた。主な変更点は、J2SE(Java 2 Standard Edition)のランタイム環境が含まれるようになったことや、マウスホイールによるスクロールが可能になったことなど。

 日刊アスキー編集部で動作確認してみたところ、「LASER5 Linux 6.0 Rel.2」上では、さしたる問題もなくインストールできたが、突然異常終了するなどの不安定な動作が見られた。M14に比べて多くのコード変更がなされており、安定度という意味ではM14と同じか、少し劣る程度に感じられた。変更された度合いに比べると安定しているといえる。また、まだリリース候補の段階だが、古川良一氏、山本和彦氏による「Mozilla 日本語パック」M15対応版もリリースされており、試用してみたところ、特に問題なく日本語化できた。

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