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【最速スクープ! 第2弾】Netscape 6に対抗 Internet Explorer 5.5(Windows版)もリリース

2000年04月06日 11時18分更新

文● 吉川

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 「Netscape 6 Preview Release 1」のリリースを待っていたかのように、Microsoftは今まで「Platform Preview」であった「Internet Explorer 5.5」のベータバージョンを公開した。

http://msdn.microsoft.com/downloads/webtechnology/ie/iepreview.asp

 Internet Explorer 5.5に搭載されている機能の詳細については、「What's New for DHTML in Internet Explorer 5.5 and Internet Tools Beta」を参照のこと。

http://msdn.microsoft.com/voices/ie55.asp

 Windowsプラットフォームを考える上で、そのGUIを定義している「Internet Explorer」に関しては、誰もが興味を持つ。Internet Explorer 5.5に搭載されている機能を眺めてみると、たとえ「5.01」から「5.5」になっても、かつて「3.0」が「4.0」に、もしくは「4.0」が「5.0」になった時のように、エンドユーザーが使う上で、劇的に変化する部分は非常に少ないことに気が付く。

「Windows Millennium Edition(Windows ME)」に搭載のInternet Explorer 5.5

 実際に「5.5」で何が変わるかというと、ブラウザとしては、ある意味で完成の域に達しているので、これ以上ブラウザとしての機能をどうやって拡張するかという問題ではなくて、『今までの機能をどれだけ洗練させていくか』という段階に来ている。そういった意味も含めて、大きな変更は、DHTMLなどの開発者に対してメリットのある機能強化がメインになるということが考えられる。

 Internet Explorer 5.5は、「以前のボディを搭載していながらも、エンジンがチューンナップされたバージョンである」というわけだ。また、サイトで公開されている仕様を見ていると、Webサイト/コンテンツの開発を、明らかに「分業」として捉えていると考えられる。

 まず、UIなどには変更点が少ない。エンドユーザーにとってメリットとなる機能としては「印刷プレビュー」機能の搭載が挙げられる。Webの印刷というのは、昔からの課題であり、印刷する前に確認できるということは非常に有意義な機能である。印刷してしまってから、印刷されない部分があったり、自分の思ったイメージどおりに見えないというトラブルを防ぐという意味では、「印刷プレビュー」機能は大きな進歩だ。また、Scripting Engineが「5.5」になったことも大きなポイントだ。

 各特徴は、機能アップというよりもチューンナップに近いもので、アプリケーションのUIを実現するために、工数を少なく開発するためには、どのようにしたら効果的かという部分がメインになっている。そして、Webサイトの構築とデザインに際して、お互いが邪魔をしない機能が追加されたということなのである。それが今回の「5.5」のチューンナップの目玉であろう。

 Microsoftは、DHTML/HTMLのレンダリングエンジンを、『表示されたすべてのものにアクセスできるようにする』ことを最終的な目標としている。『ブラウザで表示されている要素に対して、スクリプトでアクセスできる、すべての要素を編集可能にする』というのがゴールというわけだ。だから、基本的にはチューンナップではあるけれども、足りない部分から少しずつ直していこうという方針なのである。だから、UIの変更はエンドユーザーにとっては大きなインパクトをもたらすが、開発の上では、最優先されるほど重要な要素というわけではないのである。しかし、互換性を失うというのは問題なので、それを保ちながら拡張を行なっているというわけだ。

 ちなみに今回公開された「Internet Explorer 5.5」のβバージョンは、3月30日にリリースされた、Windows 9xカーネルを搭載した「Windows Millennium Edition(Windows ME)」(Build 2499.3、β3 Release Candidate1)に搭載されているものと同じものである。「Windows Millennium Edition(Windows ME)」は、4月8日に全米で開催予定のイベント「eXtreme」で、β3が配布される予定である。

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