米America Onlineは、「Netscape 6 Preview Release 1」を公開した。
「Netscape 6 Preview Release 1」は、Los Angelesで開催中の“Internet World 2000″において、米America OnlineのChairman、Chief Executive OfficerのSteve Case氏のキーノートスピーチの中で発表された。この模様はWebcastされており、記事末のURLで見ることができる。
この公開により、同社は初めて、オープンソースのコードをベースとした、「Netscape」という名の付く製品を出荷したことになる。
ダウンロードは、「Netcenter」内のダウンロードページから可能。現在、Windows版、Macintosh版、Linux版が入手可能となっており、Windows版のみ日本語版が用意されている。Linux版のファイルサイズは約10MB。
日刊アスキー編集部で動作確認してみたところ、「LASER5 Linux 6.0 Rel.2」上では、さしたる問題もなくインストールできた。
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「Netscape 6」のブラウザ画面。日刊アスキーのページを表示させた。日本語もまったく問題ない |
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「Netscape 6」のメーラ画面 |
検索機能
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「Netscape 6」の新しい検索機能。URL入力欄右側の検索ボタンクリックすると、Netcenterの検索ページへジャンプする。Netcenterで“Linux”を検索。画面左側、Sidebarの「Serch」に、検索結果一覧が表示されている |
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Sidebarの検索結果一覧に表示されいてたLinux.comをクリックすると、メインウィンドウにはLinux.comが表示される |
翻訳機能
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まず、メインウィンドウには日刊アスキー Linuxを表示させ、[VIEW]-[Transrate]を選択 |
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Netscape 6用の翻訳サイトにジャンプ。翻訳する言語は選択可能。この場合、デフォルトで英語になっていた |
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英訳された日刊アスキー Linuxのページ |
ブラウザ戦争再燃
なお、米MicrosoftもIE5.5を投入した。終結したかに見えた「ブラウザ戦争」
が、Netscape 6の登場でふたたび燃え上がることはあるのか!?
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IE5.5の画面 |