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現役レーシングドライバーのかずみっちが教える、カートの始め方

カートやろうぜ! レンタルカートのススメ

2008年10月02日 20時00分更新

文● 三上和美 写真/hongo、編集部

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手ぶらでOK! 一式揃えればもっと楽しい!

 レンタルカートはその名もずばり「すべての装備をレンタルすることが出来る」。サーキットを走行する時には「ヘルメット・グローブ・シューズ」が最低限必要だけど、これもレンタル可能。長袖長ズボンの格好が理想的だけど、持っていない人でも大丈夫。サーキットでは、レーシングスーツや長袖の洋服、雨が降ればカッパまでもレンタルOK。ほとんどの施設が走行費用の中に装備品レンタル費用も含まれているから、仕事や学校の帰りに思いついた時、いつでも楽しめます。

カート

このように何から何までレンタルできる。うっかり何かを忘れても安心だ。まずは手ぶらでカート場に通うことから始めよう!

 最初は遊び感覚でスタートしたレンタルカートもハマってしまうと、毎週末通うのが日課になっちゃうくらい夢中になりますよ! ハマっていくうちに、やがてレンタルの装備じゃ物足りなくなってくるから、その時に自分の体のサイズに合ったヘルメットやレーシングスーツの購入を検討すればいいんじゃないかな。

 自分の体格にあったヘルメットやグローブの方が動きやすいし、何かあった時にも安全性が高いしね。

 装備をカッコ良くドレスアップすることで、レーシングドライバーとしてのテンションも俄然上がってくるもの(レースに参戦すれば誰でもレーサーだからね!)。サーキットやメーカー主催の定例レース、貸し切りイベントでは、ミハエル・シューマッハやキミ・ライコネンなど、F1ドライバーのレプリカスーツを着ているドライバーを数多く見かけます。「趣味は形から」と、最初からフル装備でテンションを上げてくるドライバーもいる一方、私服で楽しんでいるドライバーもいるので、自分の予算に合う無理のない範囲で装備は揃えていけばいいと思います。

基本的には、すべて同スペックのカート。しかし、エンジンによっては、あまり吹け上がらなかったり、速度がよく伸びたりと、選んだマシンで若干の有利不利がある。優勝目指して気合い入れてるぜ! というワケでなければ、あまり気にすることもないだろう。

カート

当然パワーステアリングなんて快適なものはない。運動不足だと両腕が筋肉痛一直線だ

カート

ブレーキはリアの片側にあるのみ。ガン!と踏み込むとすぐにロックしてしまい、スピンモードに突入してしまう。ブレーキは繊細に

カート

シートは路面の凹凸がダイレクトに伝わるので、人によっては腰のあたりにパッドを入れたりしている

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