世の中には、いったい何のために作られたのか? 誰が得をするのか? そのような疑問を抱かせるモノが存在する。しかし、ためにならないから作らない、得しないから作らないなんて言ってたら、文明はここまで発達しなかったのではなかろうか。「作りたいから作る」この考えがモノ作りの根本だろう。
今回紹介する火炎放射器付きカート「LORD HUMONGOUS WHEELCHAIR」は、まさに作りたいから作った、そんな作品である。ゴルフカートを改造して火炎放射器を装備、シートには海兵隊のレスキューヘリのモノを使用している。作者は「GreatHouse Labs」。火炎放射器を使ってロボットやこのような乗り物を造っているアーティスト集団である。
元がゴルフカートなので、走行性能はあまり期待できそうにないが、庭に生えた雑草を一掃するときに力を発揮してくれそうだ。ガーデニングのお供にどうだろうか?