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【連載】売れるワケ

ソニーが起爆剤!デジタルフォトフレーム市場

2008年08月14日 09時00分更新

文● 西川仁朗/トレンド編集部

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パーソナルなデジタルサイネージとしても

 さらに、同じくネットワーク接続を活用した「インフォーメーション」機能がある。これはOperaブラウザーを利用して、「Yahoo!ニュース・トピック」や「Yahoo!天気情報」のRSS情報を取得し、写真の下にニュースを表示できるというもの。自分のお気に入りのRSSも登録可能だ。

CP1の画面キャプチャー

CP1の画面キャプチャー。写真の下に出ているお天気情報が、RSSで飛んできたニュース

 「CP1は写真をネットワーク経由で楽しむ提案を行ない、S-Frameだけでなく、他社の製品との差別化にもつながっている」(中林氏)

 なぜ、こういった多機能を盛り込むことにしたのだろうか? 中林氏は「CP1をフォトフレームとして写真を見るとき以外にも、時刻や天気といった情報を得られるツールとして、生活の中で存在感を出せる製品にしたかった」と述べる。

 ただし、かなりとんがった製品のため、S-Frameのようにマスユーザーには受け入れられにくい。CP1はどちらかと言えば、ITリテラシーが高いガジェット好きが好む傾向が強いようだ。実際、ソニーが実施したユーザーアンケートによると、パソコンデータを再生するユーザーは約75%、ネットワークで写真共有サービスを利用するユーザーも過半数を超えている。したがって、CP1のコンセプトを理解し、多機能を使いこなせるユーザーが購入しているようだ。

 「ネットワーク機能をさらに強化させてよりエッジの立った製品にする、もしくは、フォトフレーム機能を充実させていきマーケットを広げるなど、進化の方向性はいくつかあると思っている」と中林氏は述べる。今後のユーザーの声によって変化していく点で、CP1は現在「Version1.0」といった位置付けなのではないだろうか。

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