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【連載】売れるワケ

ソニーが起爆剤!デジタルフォトフレーム市場

2008年08月14日 09時00分更新

文● 西川仁朗/トレンド編集部

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市場のほぼ半数を占めるS-Frame

 まず業界トップを走るS-Frameシリーズから見ていこう。

S-Frameの「DPF-V900」

S-Frameの「DPF-V900」。S-FrameはiPhoneのように写真立ての向きを変えると自動的に縦横が変わる。横に置いていたときに出ていたSONYのロゴが、縦置きだと消えるといった細かい工夫も

 S-Frameは「DPF-V900」(「価格.com」で約2万8000円)「DPF-V700」(同約2万500円)「DPF-D70」(同約1万6000円)の3種類あり、液晶画面サイズがV900が9インチワイド、V700とD70は7インチワイドとなっている。

 デジタルフォトフレーム市場には3.5インチワイドと小型のものから、15インチワイドと大型のものまであるが、売れ筋は7~9インチワイド。よく売れる中心価格帯は2万円前後で、S-Frameは中高級機種といったところだろう。3種の中では手頃な価格帯が受けて、D70の売れ行きが一番いい。6月のデジタルフォトフレーム市場全体の販売数量の約46%を1機種で占めている(GfK Japan調べ)。3種の詳しい仕様は下記を参照してほしい。

【主な仕様】

S-Frame
DPF-V900 DPF-V700 DPF-D70
液晶画面サイズ 9インチワイド 7インチワイド
有効エリア表示サイズ 187×112mm 152×91mm
解像度 WVGA(800×400ドット)
最大再生画素数 4800万画素
内蔵メモリー 512MB 256MB
スライドショー再生 10パターン
対応メモリー メモリースティック/メモリースティック デュオ(PRO/PRO-HG含む)/SDメモリーカード/マルチメディアカード/xD-ピクチャーカード/コンパクトフラッシュ/マイクロドライブ
デジタル入出力端子 USB端子 Aタイプ、USB miniB端子、HDMI出力端子 USB miniB端子
別売りBluetooth USB アダプター 対応 非対応
対応ファイル JPEG、BMP、TIFF、RAW JPEG、RAW

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