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iPhone 3G 最速レビュー(その2)

本邦初公開! これがiPhone 3Gだ(中編)

2008年07月10日 17時00分更新

文● 宮本朱美

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iPhone 3G

背面の光沢が上品な「iPhone 3G」

 前半に引き続き、中編ではウェブブラウズとマップ/GPSを見ていこう。


ウェブブラウズ


PCサイトをきちんと再現

 最近の携帯電話は、PC用サイトを閲覧できる「フルブラウザー」搭載をうたう機種が多い。しかし、そのような携帯電話でPC用サイトを見てみると、表示が異常に遅かったり、レイアウトが崩れてしまうなど、使いやすいとは言いがたい。結局、携帯電話専用に作られたコンテンツを中心に見て回るという人も少なくないだろう。

 iPhoneなら、普段、パソコンで見るのと同じサイトを、実用的な速度で表示できる。iPhoneの搭載するウェブブラウザーは、Mac OS Xで標準の「Safari」を小型化したもので、JavaScriptやCSSを使った複雑なウェブサイトも正しく表示可能だ。

ASCII.jpを表示

ASCII.jpをiPhoneで表示したところ。段組みを使った複雑なレイアウトも正確に再現

横向きで表示

iPhoneを横向きに持ち帰ると、ブラウザーの表示も横長に自動で切り替わる


拡大/縮小が気持ちいい!

 iPhoneを初めて見たときは、「こんな手のひらサイズの画面でウェブをまともに読めるの?」と疑問に思ったが、実際に使ってみるとこれが快適!

 例えば、ブログやニュースサイトでは、中央に本文、左右にインデックスや広告を配置した3段組みのレイアウトを採用しているサイトが多い。そうしたサイトにiPhoneでアクセスすると、全画面表示時はさすがに文字が小さくて読みづらいが、そんなときは本文部分を指で2回タッチすればOK。

 iPhoneがサイトのレイアウトを解析して、タッチした部分のコラムだけを、画面の横幅いっぱいにさっと拡大表示してくれる。つまり、余分な広告を見なくても、必要な部分だけを拡大して読めるのだ!(ビデオレコーダーのCMカット機能に匹敵する、といったら大げさ過ぎ?)

 この機能があまりに快適なため、最近ではパソコンのウェブブラウザーでも、読みたい部分だけ思わずダブルクリックしてしまい、「あ、これはiPhoneじゃなかった」と思うほどだ。 

2回タッチ

ページ全体が表示された状態で、中央の本文部分を指で2回タッチすると……

拡大表示

レイアウトを判別して、瞬時に本文だけを横幅いっぱいに拡大表示。余分な情報が隠れるので読みやすい!

複数ページの切り替え

ウェブブラウザー右下のアイコンをタッチすると、開いている複数のページを縮小画像で表示。見たいページをタッチして切り替えられる

複数ページの切り替え

ページの切り替え画面を横方向に表示した場合

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