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iPhone 3G 最速レビュー(その2)

本邦初公開! これがiPhone 3Gだ(中編)

2008年07月10日 17時00分更新

文● 宮本朱美

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オマケ:バッテリーの持続時間


丸一日はもつけど、やや頼りないか

バッテリー切れ

バッテリーが少なくなると警告してくれる

 iPhoneを実際に1日使ってみて、バッテリーの減り具合を調べてみた。計測条件は、無線LANやBluetoothなどをオンにした状態で、自動ロック機能を「5分」、メール設定は4つのアカウントを15分間隔でチェックという設定だ。通話だけでなく、ウェブやメール、動画鑑賞、GPSにマップ──と活用したところ、起きてから寝るまでの間は一度も充電せずに使えた。しかし、翌朝起きてみると、バッテリー切れで、充電しないと使えない状態になった。

 普通は寝る前に充電するので、実用には問題ないレベルと言える。また、iPhone 3Gの充電は、パソコンがあれば専用USBケーブル1本。ACアダプターも小型なので、職場に持っていって充電することも可能だろう。ただし、キャンプ場など、電源がないシチュエーションは困るが……。

 最もバッテリーを消費するのは通話だが、バッテリー駆動時間を延ばすために通話をひかえるのでは本末転倒。就寝中はPCメールのチェックをオフにする、新着メールの自動チェックの間隔をもっと長くする、自動ロックの時間を短めにする、などの工夫をすれば、バッテリー駆動時間はもう少しのびるだろう。

 なお、iPhoneユーザーなら無料で使える「i.softbank.jp」のメールアドレスは、新着メールが届くとサーバーからお知らせが来る。このメールの自動チェックもオフにできるので、バッテリー駆動時間の延長に貢献しそうだ。

時刻 行動 バッテリー残量
8:00 iPhoneのアラームで起床。メールを読んで返信。天気予報をチェック 100%
9:00 出かける準備をしながら動画Podcastを1時間楽しむ。バッテリーの残量はほとんど変化なし ほぼ100%
10:00 移動の車中でGoogleニュースとRSSリーダーをチェック。メールを読んで返信 95%
11:00 何度か短い通話。カレンダーで予定をチェック 90%
12:00 友人と電話しながらマップでレストラン検索。GPSも使用 80%
13:00 何度か通話。カレンダーで予定をチェック 70%
15:00 ウェブで検索。メールの送受信。バッテリー残量が半分ほどになった 50%
19:00 待ち合わせの友人とSMSをやり取り。カメラで撮影。GPSも使用 35%
21:00 帰宅の車中で音楽観賞30分。メールの確認と返信。バッテリーはまだ持ちそう 30%
22:00 友人と30分通話。そろそろバッテリー残量が気になってきた 25%
0:00 iTunes Storeで曲をダウンロード。音楽鑑賞15分。「バッテリー残量が少なくなっています」と警告が出る。充電したいのをぐっとこらえる 20%
深夜2:00 YouTubeを15分観賞。寝ている間にiPhoneを充電したいと思いつつ、テストのためあえてそのまま就寝。寝ている間も15分ごとに自動メールチェック 10%
翌朝9:00 バッテリー残量が少ないため、充電しないと使えない状態に 0%

※バッテリー残量は数値で表示されないため、目分量です


バッテリーを長持ちさせる小ワザ

・新着メールの自動チェック頻度を長めまたは手動に
・自動ロック機能は短めの時間に設定
・Mobile Meなどのプッシュメールを使う

*その3はこちら


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