このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

週末見るコンテンツはコレ★ 第31回

【週末見るコンテンツはコレ★】

ラモーンズ万歳! ロック界の豪華メンバーたちが一夜限りのライブ――「TOO TOUGHT TO DIE」などロックな3作品

2008年03月14日 22時30分更新

文● 大石太郎

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

オタクの俺の何がマズかったのか?
昔の恋人にダメ出しされてみる!?
「ハイ・フィデリティ」

「ハイ・フィデリティ 特別版」のパッケージ

「ハイ・フィデリティ 特別版」のパッケージ。(c)Touchstone Pictures.

ハイ・フィデリティ 特別版
DVD
発売日:2006年4月19日(発売中)
価格:1500円


発売:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
http://www.movies.co.jp/

 青春時代に音楽に感化されるも、ラモーンズのメンバーや、「あの頃ペニー・レインと」のウィリアムのように才能を開花させることなく、音楽オタク道を突き進んだらどうなるのか?

 「ハイ・フィデリティ」は、大人のオタクはいかにして女性とつきあうべきか? オタク道と恋愛は両立するのか? そして結婚は可能なのか? という、身につまされるテーマがみっちり詰まった作品だ。

 主人公のロブは30代で独立し、マニアックな中古レコード店を経営している。オタク的には文句のつけようのない生活を送っていた。好きなことを仕事にし、そこそこお金も儲かってる。取り立てて不満のない毎日。

 そんなある日、同棲していた恋人が出ていってしまう。でも、フラれる理由がわからない……。そして彼はこれまでの人生でショックを受けたベスト5を選出。失恋の原因を究明するべく、昔の彼女を訪ねる旅に出る。

 昔の彼女たちの放つ言葉は鮮烈。オタク気質を持つ人なら胸にグサグサ刺さること間違いない。あまりにも的確なダメ出しの連続に心が折れて停止ボタンを押してしまうかもしれない。

 しかし、たまには真実に目を向ける勇気も必要だ。彼女たちのトゲだらけの言葉の影には「世の女性たちがオタク男子をどう思っているか」という視点が隠されている。

 果たしてロブは結婚できるのか!? 音楽を「フィギュア」「ゲーム」「アニメ」など、各自ハマっているものに自己変換して観賞したい。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中