Apple Watchの登場から約3年が経過し、スマートウォッチも一般的なアイテムとなってきた。特に最近はスマートフォンのディスプレーが大型化してきたことにより、通知の確認にわざわざスマートフォンを取り出すよりも、スマートウォッチを見たほうがお手軽ということで、スマートウォッチを着けている人も多い。また、アクティビティートラッカー機能を搭載したモデルが多く、ランニングなどのスポーツ時に大型のスマートフォンを持ち歩きたくないというユーザーにも人気だ。
先にも触れたが、スマートウォッチの最大の利点は、メールや電話、SNSなどの通知を腕時計で確認できるところだ。また、国内ではiPhoneユーザーが多いものの、iPhoneユーザーにとって使えるスマートウォッチはApple Watch以外にも数多く存在している。というのも、「Android Wear」というアプリがあるためiPhoneで使えるスマートウォッチばかりなのである。つまり、スマートウォッチも一般的な腕時計よろしく機能や見た目で選ぶ時代になってきているのだ。
現在スマートウォッチは大きく2つのタイプに分けられる。ひとつはタッチ操作対応のディスプレーを搭載し、テキストや写真などの表示が可能なタッチスクリーンタイプ。もうひとつはアナログ時計にスマートフォンの連携機能が組み合わさったハイブリッドタイプだ。
タッチスクリーンタイプタイプは、スマートフォンからの通知を表示するだけでなく、タッチパネルによるインタラクティブな操作も可能。たとえば地図を表示してナビがわりに使ったり、音声入力を使ってテキストを入力したりといった操作も可能だ。また、ウォッチフェイスを複数のパターンから選択できるので、その日の気分やファッションに合わせて切り替えて使えるのもポイント。欠点としてはバッテリーの持ちが悪く、1日半使い続けられるくらいが一般的。そのため毎日の充電が必要となる。
一方ハイブリッドタイプは、時分針を装備したアナログ時計がベース。文字や写真といった表示はできないものの、バイブや針の動きでスマートフォンからの通知を知らせてくれる。ほかに、ハイブリッドウォッチ側からスマートフォンのコントロールができるモデルもあり、カメラアプリのシャッターや音楽アプリの操作などリモコンがわりに使うことも可能だ。
ハイブリッドタイプの最大のポイントはバッテリーのもちのよさ。電力を消費するディスプレーを搭載していないので電池式を採用している。電池交換は半年以上というモデルが多く、なかにはソーラー充電により電池交換さえも不要なモデルまである。
機能としては大きく分けてタッチスクリーンタイプとハイブリッドタイプの2つだが、それ以外にも防水機能を高めたスポーツタイプや、デザインに意匠をこらしたファッションタイプなど、使用するシチュエーションに合わせてさまざまなモデルが登場している。スマートフォンと違って、TPOに合わせて複数台のスマートウォッチを使い分けることもできる。
今回はビジネスやカジュアル&スポーツ、プレゼント向けなどタイプ別に全15種類のスマートウォッチを紹介する(価格は2月上旬のものであり、変動することがあります)。
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