この連載は江渡浩一郎、落合陽一、きゅんくん、坂巻匡彦が週替わりでそれぞれの領域について語っていく。今回は江渡浩一郎がスマホ向けゲーム「TIME LOCKER」を紹介します。
「TIME LOCKER」のすすめ
今回は、私がはまっているゲームを紹介する。「TIME LOCKER」だ。
このゲームは、いわゆるシューティングゲームに分類されるが「自分が止まると世界も止まる」という特長を持っている。
通常シューティングゲームは、敵が攻撃していく中を反射神経ですり抜けながら先に進んでいかなくてはいけない。つまり、どうしても反射神経が要求される。しかし、このゲームは「自分が動いている間だけ世界の時間が進む」というルールにすることで、攻撃が殺到したときはまず自分が止まることで周囲の状況を確認し、考えながら移動することができる。つまり、まるでストラテジーゲームのように考えながらプレイできるのだ。
たったこれだけの工夫で、いままでのシューティングゲームにない操作体験を実現することに成功した。
この連載の記事
- 第318回 DTM勢がAIで作曲したら、AIの得意分野と苦手分野が見えてきた
- 第317回 ものづくり版コミケ「Makerフェア」2024年は面白かった。出展者の世代交代もなされているように見えた
- 第315回 0歳児、いつから保育園に? 女性の働き方、とことん考えてみました
- 第315回 推しの細胞がついた指輪を作ってもらった
- 第314回 おしゃれすぎるファン付きウェアを買って重要な問題に気付いた
- 第313回 0歳児がいながら、働く。ベストなやり方は?
- 第312回 パートナーの反対で転職できない問題
- 第311回 YouTubeの再生を止めないために画面を自動でタップする機械を作った
- 第310回 地方に移住したいが、東京にとどまるべきか
- 第309回 「マジック:ザ・ギャザリング」という深淵の入り口に立った。まだ底は見えない
- この連載の一覧へ