自分は壊れたことがないから大丈夫、そんな過信をしていると、ある日突然訪れるトラブルに泣くことになる……そう、私のように。どうもジサトラ ハッチです。今回はそんな私に降りかかったストレージのトラブルと、その復旧手順についてご紹介します。
まず初めに起こったことはデータバックアップ用の外付けHDDの故障です。私は余らせていた250GBの2.5インチSSDをUSBの外付けケースに入れて仕事用のデータバックアップ用として使用していました。しかし、取材の録音データや動画データが重く、容量がパンパンになっていました。ときどき自宅から仕事のデータにアクセスしたいこともあったので、この機会に自宅に新しいNASを導入し、クラウドと連携させたハイブリッドクラウド環境を構築させようと考えていました。
ただ、ちょっと予算が厳しかったので、環境構築はしばらく置いておき、一時しのぎにAmazonから安価なバルクの2.5インチの2TB HDDを購入。それが、4ヵ月で故障しました。故障したのはSeagateの「ST2000LM003」。ケースを変えてみたら初期化は求められ、ディスクの管理画面にストレージ情報が表示されました。
どうも、ケースが故障して、その影響でボリュームがクラッシュした様子。そこで、パーティションを編集できる「EaseUS Partition Master」で復元を試みましたが、以前のパーティション情報を読み取ることができず、復元に失敗。仕方がないので、「EaseUS Data Recovery Wizard」(公式サイト)を使用し、最近のデータのみ復元を行ないました。やはりバルクは信用してはダメですね。大切なデータを保管するためのストレージは、新品のストレージを購入しておきましょう。
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