立冬を過ぎて暦の上では冬。木枯らしも吹きはじめ朝晩がきつくなってきた。夫婦共働きなのにおふとんから離れられず毎朝遅刻寸前でヤバいわが家において、防寒対策は喫緊の課題。オイルヒーター、断熱ブラインド、後付け内窓などの選択肢に入ってきたのが「エアコンを変える」だった。
暖房があまり効かなかった昔のエアコンと違い、近年は各社とも暖房機能に力を入れている。足元暖房や霜取り運転など暖房系の新機能も多い。運転技術にしても、顔認証で人物を識別して運転を制御したり、温度が異なる2種類の温風を出し分けたりとめまぐるしく進化を遂げている。
最近発売されたばかりの2016年秋モデル、注目はダイキン・三菱電機・パナソニック・日立ジョンソンコントロールズ空調の4社だ。いきなりお店に行っても正直違いがわからないので基本的な特徴と新機能を比べてみたい。型落ちが安くなるのもこの時期なのでチェックするにはいい機会だ。
書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ、家事が趣味のカジメン。来年パパに進化する予定です。Facebookでおたより募集中。
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進化した「サーキュレーション気流」
ダイキン うるさら7
Rシリーズ
能力 2.2~9.0kW
実売価格 23~42万円前後
空調専門メーカーにしてルームエアコン業界の異端児。わかりやすい特徴は上位機種が加湿機能を備えていること。除湿・加湿・冷房・暖房をエアコン1つでまかなえるお得なやつである。ただし水分を外気から集めるため空気が乾いていると最大の加湿能力を得られず残念。
新製品は風を体に当てない運転技術「サーキュレーション気流」「垂直気流」を進化させた。
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