住宅購入AIフレームワークをGitHubで無料公開。850人の不動産エージェント知見をオープンソース化
株式会社TERASSは10月27日、生成AI(ChatGPT、Gemini、Claudeなど)での住宅購入相談を最適化する「住宅購入AIフレームワーク」を開発し、GitHubにてオープンソースで無料公開したと発表した。
近年、住宅ローンの金利上昇や不動産価格の高騰などを背景に、網羅的な情報や中立的なアドバイスを求めて生成AIに住宅購入の相談をするユーザーが増加しているという。一方で、生成AIが個人のライフプランや背景を考慮せず一般論を返したり、古い不動産市況データを提示したりすることで、非現実的な条件や不利な住宅ローン選びに導かれるミスリードのリスクが存在している。
同社は全国約850人のプロの不動産エージェントが培った年間10万件超の相談プロセスをもとに、プロンプト形式のフレームワークを構築。指定の指示文(プロンプト)とURLをAIに読み込ませることで、AI側から購入目的や将来設計(教育・働き方など)、予算、希望エリアなどを順を追って質問・整理する設計となっている。さらに、国や業界団体等の最新市況データを参照する指示を組み込み、情報の風化による誤差を防ぐ。
「Claude Sonnet 5」「Claude Haiku 4.5」「GPT-5.5」の3モデルを用いて11のテストケースで事前・事後の精度検証を実施したところ、ミスリードなく適切に回答できた割合が24%から90%へと大幅に向上したという。同社はオープンソース化によって外部からの修正や追加の提案を受け付け、最新の市況やAI技術の変化に対応して継続的に精度向上を図る考えだ。
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