国の無電柱化計画を進める3D設計・図面作成を自動化
Terra Drone株式会社は10月13日、道路下に電線などをまとめて収める「電線共同溝」の3D設計を支援するツール「TerraDuct3D」の提供を開始したと発表した。本ツールはAutoCAD、IJCAD、ARESに対応しており、現場で導入済みのCADソフトウェアに機能を追加する形で利用できる。
国土交通省が2026年6月に「第3次無電柱化推進計画」を決定したことで、道路の無電柱化に向けた工事量の増加が見込まれている。電線共同溝の設計では、道路の形や地形に沿って管を配置するだけでなく、管同士のスキマ(離隔)や埋める深さ(土被り)、掘削する土の量の計算など多くの条件を同時に満たす必要がある。しかし、これらを3Dで設計するには専用ソフトの新規導入や新しい操作の習得が必要となり、現場の負担となっていた。
同ツールは、地形データを取り込み、作図済みの道路線形に合わせて管路を自動配置する。設定した基準に合わない不備箇所の自動表示や、掘削する土の量の算出、断面図面の作成までを一連の流れで行う。また、建築・土木分野の標準データ形式である「IFC2X3」での出力にも対応し、従来の操作感を保ったまま3D設計が可能だという。
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