規格外野菜を食品化、未利用農産物の「双熱気流式粉砕」アップサイクル商品
株式会社グリーンエースは10月14日、イオンアグリ創造株式会社および農林中央金庫と連携し、イオン農場で発生した規格外野菜を活用した食品の販売を開始したと発表した。ブランド「upvege」製品としてドレッシング、ふりかけ、ビスケットバーの3品目を展開し、10月16日からの催事に合わせ一部店舗で販売を開始する。本取り組みは、農林中央金庫が主催する「JAアクセラレータープログラム」の連携から生じたものだ。
農産物の生産現場では、形状やサイズの不揃いにより発生する規格外品の削減が課題だった。そのため、従来の熱風処理による加工では熱に弱い栄養素や風味が損なわれやすく、未利用野菜の成分や形状を変化させずに長期間保存可能な形態へと加工する技術が求められていた。
今回販売する商品は、同社が開発した粉砕・乾燥技術「双熱気流式粉砕」で作られている。加熱空気と過熱水蒸気を制御・混合した気流を用いて野菜を殺菌・乾燥させると同時に微細粉砕する仕組みだ。熱風乾燥に比べ、色合いや香り、ビタミンなどの成分保持度が高い微粉末に加工する技術で、農林水産省の「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3)」に採択されている。
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