開始0.5秒での自動停止を目指す、製造現場の事故を防ぐAI制御システム
AWL株式会社は10月6日、工場の安全確保を自動化する次世代型AI制御システムの実証に取り組むと発表した。
製造現場では人手不足や高齢化により24時間の目視監視が困難になりつつあるほか、環境ノイズによる誤警報や、異常検知から人間が機械を止めるまでのタイムラグが課題となっている。しかし、既存の監視システムは異常を人に知らせる段階にとどまっており、即座の制御が必要な事故防止には十分ではない。
同社では、既存の監視カメラやセンサーに後付け可能な汎用システムを活用するという。マルチモーダル判定によって水蒸気や粉塵などの環境ノイズを識別して誤検知を抑えつつ、AIが危険と判定した場合はROS(Robot Operating System)を経由して0.5秒以内に機械の自動停止や退避制御を実行する実証を進める。大規模工場から中小工場まで多様な実証フィールドを活用し、パッケージ化を推進する。
本事業は、経済産業省の「成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)」に採択。2026年9月から2029年3月までの3年間、東北大学や複数の製造関連企業と連携し、工場の安全確保を自動化する次世代型AIシステムの共同研究開発を進める。
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