働きながらアートを学ぶ。社会人向け講座シリーズ「YAU LEARNING」の受講生を募集!
有楽町アートアーバニズムYAU
現代美術史、ファッション、アーカイヴ、リサーチ、演劇、ワークショップなど、各分野の先鋭的な専門家・アーティストをゲストに招聘。初心者にひらかれた学びの場を「有楽町アートアーバニズム YAU」が提供。

撮影:中川陽介/永田風薫
2026年9月より、「有楽町アートアーバニズム YAU(ヤウ)」(主催:「有楽町アートアーバニズム」実行委員会(※1))による、社会人向け講座シリーズ「YAU LEARNING」が拡大し、年間約15の学びの機会を提供します。
※1「有楽町アートアーバニズム」実行委員会組成団体:NPO法人大丸有エリアマネジメント協会、一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、三菱地所株式会社
■ 社会人向け講座シリーズ「YAU LEARNING(ヤウ・ラーニング)」とは?
「有楽町アートアーバニズム YAU」(以下、「YAU」)は、都市生活とアートを結びつける「アートアーバニズム」を掲げ、2022年から大丸有地区(※2)で活動を展開してきたプロジェクトです。これまでに1,626人(2026年3月時点)のアーティストが活動し、同エリア内におけるオフィスビルの一画を拠点に、創造的な実践を重ねてきました。
※2 大丸有(だいまるゆう)地区:日本を代表するビジネス街、大手町・丸の内・有楽町の頭文字を取って「大丸有」と呼び、3つの地区を合わせた約120haのエリアを総称した名称。

「YAU LEARNING」ロゴ
そんなYAUが提供する社会人向け講座シリーズが「YAU LEARNING」です。アートの複雑さや奥行きを損なうことなく、アートと社会が接続する学びの場を目指し、2026年度秋よりプログラム数を拡大して開催します。
アートで育まれた知恵と経験を、ご自身の生き方や働き方に活かしたいと望むビジネスパーソンの方を歓迎します。一部プログラムはオンライン受講も可能。ぜひご参加ください。
「YAU LEARNING」の注目ポイント
・東京のビジネス街・大丸有地区(大手町・丸の内・有楽町)で本格的にアートが学べる
・第一線で活躍するアーティスト/クリエイター/研究者による講座や、東京藝術大学の授業などが関心に合わせて自由に選択できる
・アート初心者も安心して参加しやすい「入門講座」やワークショップなど参加型企画が充実

「アート・リサーチ演習(講義編)」授業風景
■「アートと社会をつなぐ講座」入門シリーズがスタート! 第1弾は現代美術史家・山本浩貴による現代美術史入門
「アートを学びたいが、何から学べばいいかわからない」ーーYAUに寄せられた声に応え、「YAU LEARNING」における入門編として「アートと社会をつなぐ講座」の3講座がスタートします。
2026年度は「アート×社会」「書くことの哲学」「キュレーション」を軸に、アートを巡る無数の視点に触れていきます。第1弾は、現代美術史家・山本浩貴による「現代美術史と現在から考える、アートと社会」(2026年9月開講/全6回)です。

「アートと社会をつなぐ講座」メインビジュアル
入門講座「現代美術史と現在から考える、アートと社会」(講師:山本浩貴)

講師:山本浩貴(昨年度の講義より)
本講座では、 「現代アート」の定義を学ぶことから始め、アートが社会にどう作用したのか、社会においてアートはどう存在してきたのかなど、私たちが何気なくとらえている社会の在り方を、『12ヶ月で学ぶ現代アート入門』(美術出版社、2025年)の著者である山本浩貴とともに考えていきます。
現代美術について学ぶ最初の手がかりを探している方、アートを通して社会をまなざしたい方におすすめの入門講座です。
●講師プロフィール:山本浩貴(やまもと・ひろき)
1986年、千葉県生まれ。実践女子大学文学部美学美術史学科准教授。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学で修士号・博士号取得。著書に『現代美術史』(中公新書)、『ポスト人新世の芸術』(美術出版社)、『この国(近代日本)の芸術』(月曜社)など。訳書にジャスティン・ジェスティ『戦後初期日本のアートとエンゲージメント』(水声社)。「光州ビエンナーレ2024」では日本パビリオンのキュレーターを務めた。
●講師よりメッセージ
アートと社会の関係は複雑で、一方的なものではなく、なおかつ歴史的に変化し続けています。
この講座では特別な前提知識を必要とすることなしに、ジェンダー・エコロジー・ローカリティetc.といった観点から、そうした関係を具体的な作品を例にして探求していきます。
最終的なゴールは、受講者の方々がそれぞれの個別的な視点からアートと社会の関係を捉えることができるようになることです。
●「現代美術史と現在から考える、アートと社会」各回テーマ(全6回)
第1回: イントロダクション(2026年9月8日)
--「現代アート」とは何か?
第2回:アートとキュレーション(2026年10月6日)
--「キュレーション」とはどのような営みか、その歴史はどのように描くことができるのか
第3回:アートとジェンダー(2026年11月10日)
--アート界のジェンダー不均衡はどのようにして生まれたのか、その課題にアーティストはどう対応してきたか
第4回:アートとネイション(2026年12月8日)
--国家とアートの交わりをどう描くことができるか、それはどのように変化しつつあるのか
第5回:アートと地方(2027年1月12日)
--「地域芸術祭」のブームをどう考えることができるのか、アートにおける中央と地方の関係を批判的に問い直す
第6回:アートとエコロジー(2027年2月9日)
--インターセクショナル(複合的)な視座から「アートとエコロジー」の関係を問い直す、アートはエコロジーの問題にどうアプローチすることができるのか
●講座概要

●「アートと社会をつなぐ講座」今後の開講予定
2026年度の「アートと社会をつなぐ講座」では、以下2つの入門講座を予定しています。公式サイト( https://arturbanism.jp/ )等を通し、順次募集をしてまいりますのでぜひご期待ください。
・「書く/読みあうことから考える、アートと社会」
[2027年2月開講/講師:福尾 匠(批評家、哲学者)]※2026年12月募集開始予定
・「キュレーションから考える、アートと社会」
[2027年2月開講/講師:熊倉晴子(インディペンデント・キュレーター)]※2026年12月募集開始予定
■ 東京藝術大学による社会人向け講座「有楽町藝大キャンパス」、2026年度秋期カリキュラム募集開始!

「有楽町藝大キャンパス」後期メインビジュアル
「YAU LEARNING」では、YAUと東京藝術大学、東京都が連携する「有楽町藝大キャンパス」も開始から3年目を迎えています。2026年8月5日15時より、秋期授業の受講生募集をスタート。3つの授業で募集がはじまります。

「社会包摂のためのアートプロジェクト」授業風景(撮影:永田風薫)
「有楽町藝大キャンパス」は、東京藝術大学の教員やゲスト講師によって開講される社会人向け授業です。具体的なテーマの下で社会を批評的に見る目を養い、考え、表現する「実践型」と、最先端の知的な学びが得られる「講義型」があり、それぞれ現役の藝大生と社会人がともに学びます。
詳細は各授業のURLよりご覧ください。お申込みをお待ちしています。
【講義型】「拡張するファッション論」(オンライン/全6回)
わたしたちは膨らみ続けるファッション産業のなかで、果てしない消費を続けるだけの存在なのでしょうか。そこに異議を唱える『拡張するファッション論』は、人と服との関係性を捉え直し、日々の生活に楽しさと喜びを発見するお手伝いをします。
【講義型】「クリエイティヴ・アーカイヴ研究会」(対面・オンライン/全6回)
国立博物館・美術館に自己収入目標が設定されるなど、芸術作品のアーカイヴは転換期を迎えています。そんな時代に私たちにできることとは? 独特なアプローチを行う事例から学び、思い込みやルールを問い直すことで、文化を継承するヒントを共に考えます。
【実践型】「アート・リサーチ演習(実習編)」(対面/全4回)
芸術と政治が複雑に絡み合う時代に、私たちはアート作品をどのように鑑賞できるのでしょうか? この授業では、調査と表現の事例をもとに、自ら調べ、書き、ゲスト講師らとの対話を通じて、芸術と政治の関係を鑑賞するための態度を手に入れることを目指します。
■ その他、社会包摂をテーマにした実践講座や劇作家によるワークショップなど、参加者を募集中!
他にも「YAU LEARNING」では、座学を中心とした講座から、専門的な演習、実践的なワークショップまで、多角的で多様な学びを一つの大きな循環として展開します。
以下は、現在募集中のワークショップ・プログラムです。また今後も公式ウェブサイトにて新しいプログラムを順次お知らせいたします。
・有楽町藝大キャンパス|アートプロジェクト運営を疑似体験する実践型授業
「社会包摂のためのアートプロジェクト:音楽×身体表現×福祉 II(実践編)」 ※締切:8月13日(金)
・松井周(劇作家・演出家)による、演劇的仮想体験から問いを育てるワーカー向けプログラム
「標本転生」2期生募集[2026年9月より全6回開開催] ※締切:8月16日(日)
「YAU LEARNING」では、個々の関心と学びが重なり合い、渦のように広がり、学ぶ人にとっての「やりたいこと」の探求を支えていきます。目指すのは、その学びから、新たな協働が自然に派生し、街の風景や日常そのものが少しずつ変化していくこと。
今後の活動にもぜひご期待ください。
■「有楽町アートアーバニズム YAU」とは?
「有楽町アートアーバニズム YAU(ヤウ)」は、2022年2月1日よりスタートした、アートを軸にしたイノベーション創出のプラットフォームです。アーティストも、ワーカーも、企業も、来街者もみなフラットな立場で、自身の資源を持ち寄り、都市に創造的イノベーションを起こすことを目的としています。
都市生活そのものとまちづくりの方法を実践的に深めることを意味する「アーバニズム(Urbanism)」という語をもとにした「アートアーバニズム(Art Urbanism)」は、その「使い手」にも「つくり手」にもアートが浸透する状況を表現した言葉です。「YAU」は日本有数のビジネス街であり、日比谷・銀座との結節点でもある大手町・丸の内・有楽町(大丸有)エリアを舞台にして、そこに集う人々すべてにとっての創造的なシーンとなることを目指しています。
・主催:「有楽町アートアーバニズム」実行委員会 (NPO法人大丸有エリアマネジメント協会、一般社団法人大手町・丸の内・有楽町 地区まちづくり協議会、三菱地所株式会社)
・共催:東京都(一部プログラムを実行委員会との共同事業として実施)

YAU STUDIOにてアーティストが活動する風景。※スタジオは2024年当時(撮影:黒田菜月)
・公式ウェブサイト: https://arturbanism.jp
・Instagram:https://www.instagram.com/arturbanism/
・note:https://note.com/arturbanism
・Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100093497580592
・YouTube:https://www.youtube.com/@yau_studio
■ 本件に関するお問合せ先
有楽町アートアーバニズム YAU
YAU LEARNING担当
E-mail:learn@arturbanism.jp
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