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【特別支援DX】統合支援クラウド「すくすく」、計画書作成をAI対話で支援する新機能を提供開始

PR TIMES

相思創造研究所株式会社
個別の教育支援計画・個別の指導計画の作成を、チャットで話すだけに。ICF・自立活動6区分に沿った対話設計で「前年コピペ」を防ぎ、教員の文書作成負担を軽減します。



相思創造研究所株式会社(本社:福岡県福岡市中央区、代表取締役:杉森 由政)は、特別支援教育向け統合支援クラウドシステム「すくすく」において、個別の教育支援計画(ESP)および個別の指導計画(IIP)の作成をAIとの対話で支援する機能の提供を開始します。数十項目のフォーム入力に代えて、チャット形式の対話で必要な情報を収集し、AIが計画書のドラフトを生成。教員は内容を確認・修正して確定するだけで計画書を作成できます。



1. 背景と課題認識

特別支援教育において、個別の教育支援計画(発達障害者支援法第8条・学校教育法施行規則に基づく)と個別の指導計画(特別支援学校学習指導要領に基づく)の作成・活用は、制度上必須の業務です。一方で、2026年5月に実施した実機トライアル後の教員ヒアリングでは、次のような声が寄せられました。
「支援計画および指導計画は、大量のフォームを入力するのが結構負担が大きい。AIと対話形式(音声入力も含む)で情報を集めて、それを元に生成する仕組みがあると良い」

- 当社が現場で確認した課題は以下の通りです。
- 入力項目の多さ:基本情報、実態把握、長期目標、短期目標、支援方法、関係機関連携、評価方法など数十項目にわたり、1件あたり60~120分を要する
- ITリテラシーによる格差:フォーム操作に不慣れな教員が入力を敬遠し、紙の計画書に戻ってしまう
- 「前年コピペ」の常態化:時間的制約から前年度・前学期の内容をそのまま流用してしまい、児童生徒の現在の実態が反映されにくい
- PDCAの分断:前学期の評価結果が次期の計画に引き継がれず、計画書が「作って終わり」になりやすい
- 上位計画との不整合:長期的な個別の教育支援計画と、学期単位の個別の指導計画の目標がつながっていない

2. 新機能の主なポイント

1. チャット対話で計画書のドラフトを自動生成
計画書一覧から「AIと一緒に作成する」を選ぶと、画面右側にチャット画面が開きます。AIが順に質問し、教員が答えていくだけで必要な情報が集まり、計画書のドラフトが生成されます。操作は「会話するだけ」で、フォームの構造を理解する必要がありません。
対話の途中で中断しても内容は自動保存され、次回ログイン時に続きから再開できます。質問が十分だと感じた時点で「もう十分・ドラフト生成へ」を押し、対話を切り上げることも可能です。
2. 制度・ICFに沿った質問設計で「前年コピペ」を防ぐ
AIの質問は雑談ではなく、制度とICF(国際生活機能分類)の枠組みに基づいた段階的な情報収集として設計されています。
- 個別の教育支援計画:本人・保護者の願い→ 強みベースの実態把握→ ICFの参加と環境因子→ 関係機関連携・合理的配慮→ 移行支援・長期目標→ 合意確認
- 個別の指導計画:前学期からの引継ぎ→ 現在の実態→ 自立活動6区分27項目からの中心課題の選定→ 上位計画との整合→ SMARTな短期目標と手立て→ 般化・評価・家庭連携
- 本人の願いと現在の実態を起点に問いを重ねることで、毎回オリジナルの内容を引き出します。

3. 計画書間の自動連携によるPDCAの閉ループ
個別の指導計画を作成する際、上位計画である個別の教育支援計画の年度重点目標と、前学期の指導計画の評価結果を自動的に引き継ぎます。短期目標ごとに達成度と推奨アクション(続ける/難度を上げる/見直す)を提示し、前学期の振り返りから対話が始まる設計です。確定時には上位計画への参照がデータとして保存され、年度内の評価は上位計画の見直しにフィードバックされます。
4. 音声入力・写真・動画・音声ファイルからの情報収集
キーボード入力が負担となる教員のために、音声入力(リアルタイム書き起こし)に対応しました。さらに、児童生徒の様子を撮影した写真・動画・音声ファイルを対話に添付することもできます。添付されたファイルはサーバ側で文字起こし・画像解析され、計画書ドラフト生成の材料として活用されます。
5. 「AIに任せきりにしない」ガバナンス設計
計画書は児童生徒の教育を左右する公的な文書であり、最終責任は必ず人が持つべきものです。本機能では以下を必須としています。
- AIが生成した箇所を視覚的に区別して表示し、教員が確認すべき範囲を明示
- 「AI生成内容を確認しました」のチェックを入れるまで確定ボタンを押せない仕様
- AIの参照した情報(個性プロフィール・記録の件数と期間)を画面上で開示
- AIドラフト原文・教員の編集差分・参照情報を監査ログとして追跡可能に保持
- 従来のフォーム入力経路は廃止せず併存。いつでも切り替え可能

6. 既存のセキュリティ水準を維持
文部科学省「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」準拠、TLS 1.3による通信暗号化、データベースのフィールドレベル暗号化、ロールベース権限管理、学校設置者単位でのマルチテナント分離を継続します。AIに送信する情報は在籍テナント内に限定し、対話履歴も暗号化して保存します。

3. 想定される効果

当社試算では、1件あたり60~120分を要していた計画書の作成時間を、対話10~20分+確認・修正10分程度の25~45分程度に短縮できる見込みです(当社の設計目標値であり、効果を保証するものではありません)。

より重要な効果は時間短縮そのものではなく、削減した時間を児童生徒と向き合う時間に振り向けられること、そして制度に沿った問いが計画書の質を下支えすることにあると考えています。

4. 代表取締役コメント

杉森 由政 代表取締役は、次のように述べています。
「先生方から最も多くいただいたご要望が、計画書作成の負担軽減でした。ただ、私たちが目指したのは『AIが計画書を書いてくれる』仕組みではありません。計画書は、その子をどう理解し、どう育てたいかという先生方の専門的な判断そのものです。AIが担うべきなのは、その判断を引き出す『問い』と、書き起こしの手間だと考えました。
制度とICFに沿った問いを重ねることで、前年のコピペではなく、いまその子に何が起きているかを起点にした計画書になる。前学期の振り返りが次の学期に自然につながる。そうした『考える時間を取り戻す』ための道具として、この機能を届けたいと思っています。最終的に計画書に責任を持つのは、あくまで先生方です。その前提を崩さない設計を貫きました」

5. 「すくすく」について

「すくすく」は、特別支援教育における「情報の分断」を防ぎ、児童生徒の個性を継続的に支援するためのクラウドサービスです。特別支援学校に加え、特別支援学級・通級指導教室にも対応しています。
- 個性プロフィール:基本情報・コミュニケーション特性・学習スタイル等を可視化し、進学や担任交代時の引き継ぎを円滑化
- 計画書作成支援:個別の教育支援計画・個別の指導計画の作成・管理。今回のAI対話機能を搭載
- 業務効率化:AIを活用した記録補助・タグ付け機能で、観察記録・指導記録の作成負担を軽減
- 保護者連携:スマートフォンアプリ(iOS/Android)による双方向コミュニケーション
- GIGAスクール対応:Chromebook・Windows・iPadのブラウザから即座に利用可能

6. デモ提供・お申し込み

全国の特別支援学校、特別支援学級・通級指導教室を持つ小中学校、および教育委員会向けに、オンラインデモ環境(無料)を提供しています。今回のAI対話による計画書作成支援機能も、デモ環境でお試しいただけます。
申込URL:https://soshisozo.co.jp/lp/sch2
会社概要

お問い合わせ先
相思創造研究所株式会社 広報担当
- Web:https://soshisozo.co.jp/lp/sch2
- メール:info@soshisozo.co.jp

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