起立性調節障害は“子どもの病気”だと思っていませんか?大人の「OD」認知度と、夏に増える立ちくらみ・だるさに関する実態調査
一般社団法人 起立性調節障害改善協会
大人の約8割が「大人も発症すること」を知らない実態が判明。夏の不調を「夏バテ」と見過ごしている可能性も
思春期の子どもに多いとされる「起立性調節障害(以下、OD)」。近年メディアで取り上げられる機会も増えているものの、「大人の起立性調節障害」の認知度は未だ広がっていません。一般社団法人 起立性調節障害改善協会は、一般男女200名を対象に「起立性調節障害と夏の不調に関する実態調査」を実施しました。その結果、ODの病名や症状の認知度は約9割に上る一方で、多くの人が「中高生など子どもの病気」というイメージを持っており、「大人もODになる」事実が十分に知られていない実態が明らかになりました。大人が感じやすい夏の立ちくらみや強いだるさが、実は「大人のOD」である可能性と、正しい認知に向けた課題が見えてきました。
調査背景
夏は猛暑や室内外の激しい気温差、発汗による脱水などから、自律神経が乱れやすい季節です。立ちくらみ、朝の強い倦怠感、ふらつきといった不調を感じる大人は少なくありませんが、その多くは「単なる夏バテ」「寝不足」「年のせい」と片づけられがちです。しかし、これらの症状は「起立性調節障害(OD)」の代表的な症状と非常に似通っています。「ODは子ども特有のもの」という思い込みによって、大人の起立性症状が見過ごされているのではないかという仮説のもと、一般層の認識と夏の不調の実態を明らかにするため本調査を実施しました。
調査サマリー
- ODの病名や症状について、87.5%が「聞いたことがある・知っている」と回答し、高い認知度を示す。
- ODが起こる人のイメージは「中高校生の子ども」が31.1%で最多。
- 「大人もODになる」ことについて、正確に知っていた人はわずか21.0%。約8割が知らなかった実態。
- 夏の不調のトップは「強い倦怠感・疲れやすい(23.6%)」、「立ちくらみ・めまい(18.0%)」とOD症状に酷似。
- 不調の原因は「夏バテ(19.5%)」「寝不足(17.1%)」と自己判断する人が多数。
- もし自分の不調がODだと知った場合、84.5%が「調べる」「相談する」「生活習慣を見直す」など前向きに行動。
詳細データ
Q1:「起立性調節障害(OD)」という病気を知っていますか?

- 名前と「朝起きられない」という症状は知っている:41.5%
- 名前を聞いたことがある程度:31.5%
- 病名・症状まで詳しく知っている:14.5%
- まったく知らない:12.5%
→ 病名や症状について何らかの認知がある層(詳しく知っている+症状は知っている+聞いたことがある)の合計は87.5%に達しました。近年、教育現場やメディアでの発信が増えたことで、社会的な認知度は非常に高まっていることがわかります。
Q2:起立性調節障害は「どんな人に起こる」イメージがありますか?

- 中高校生の子ども:31.1%
- 体が弱い人:17.2%
- 特にイメージはない:13.6%
- 女性:10.4%
- 責任感が強い人:8.9%
- その他:18.8%
→ 高い認知度を誇る一方で、発症者のイメージは「中高校生の子ども」が圧倒的トップとなりました。OD=思春期特有の病気、という固定観念が一般的に根付いている様子がうかがえます。
Q3:あなた自身、夏場に不調を感じることはありますか?

- 強い倦怠感・疲れやすい:23.6%
- 立ちくらみ・めまい:18.0%
- 頭痛・頭が重い:14.2%
- 朝なかなか起きられない:13.1%
- 食欲不振・胃腸の不調:12.1%
- その他:19.0%
→ 大人が感じる夏の不調の上位には、「強い倦怠感」「立ちくらみ」「頭痛」「朝起きられない」が並びました。これらはまさに、自律神経の乱れからくる起立性調節障害の代表的な症状と一致しています。
Q4:そうした夏の不調は、何が原因だと思いますか?

- 夏バテ:19.5%
- 寝不足・睡眠の質の低下:17.1%
- 暑さ・脱水:15.7%
- 自律神経の乱れ:14.6%
- ストレスや疲労:12.0%
- その他:21.1%
→ OD特有の症状を感じているにも関わらず、その原因としては「夏バテ」や「寝不足」といった、夏特有の環境要因や日常的な不摂生に帰結させている実態が浮き彫りになりました。ここに「大人のOD」が見逃される大きな落とし穴があると考えられます。
Q5:「大人も起立性調節障害になる」ことを知っていましたか?

- なんとなく聞いたことがある:41.5%
- 知らなかった:37.5%
- 知っていた:21.0%
→ 大人でも発症し得るという事実を「知っていた」と明確に答えたのはわずか2割にとどまりました。「知らなかった」「なんとなく」を合わせた約8割(79.0%)が正確には認識しておらず、前述の「子どもの病気」という先入観を裏付ける結果となりました。
Q6:自分の夏の不調が「起立性調節障害かもしれない」と知ったら、どう行動しますか?

- 自分の症状について詳しく調べる:32.5%
- 医療機関に相談する:26.5%
- 生活習慣を見直す:25.5%
- 気にはなるが、特に何もしないと思う:8.5%
- 漢方薬など市販品でセルフケアする:3.5%
- 自分には関係ないと思う:3.5%
→ 自身の不調がOD由来かもしれないと認知した場合、「詳しく調べる」「医療機関への相談」「生活習慣の見直し」といった具体的なアクションを起こすと答えた人が合計84.5%に達しました。「大人のOD」という存在に“気づく”ことさえできれば、適切な対処に向かえる人が圧倒的に多いことが示されました。
調査結果のまとめ
今回の調査から、起立性調節障害という言葉自体の認知度は高いものの、「子どもの病気である」という強い思い込みが存在することが分かりました。その結果、大人が夏場に経験する「立ちくらみ」や「強い倦怠感」といった典型的なOD症状が、単なる「夏バテ」や「寝不足」として処理され、不調の背景にある要因が見過ごされている可能性が示唆されました。一方で、自分の不調がODかもしれないと知れば、8割以上の人が改善に向けて行動を起こす意欲を持っています。「大人も起立性調節障害になる」という事実を広く啓発していくことが、原因不明の不調に悩む大人たちを救う第一歩になるはずです。
一般社団法人 起立性調節障害改善協会のコメント

起立性調節障害(OD)は、急激な身体の成長に自律神経の働きが追いつかない思春期に多く見られるため、「子どもの病気」というイメージが定着しています。しかし、大人であっても、過度なストレス、疲労、女性ホルモンの変動、そして夏の猛暑や脱水などを引き金として、自律神経のバランスが崩れODを発症(あるいは再発)するケースは決して珍しくありません。
朝起き上がるのが辛い、立ち上がるとクラッとする、午前中は倦怠感で動けないといった症状が続く場合、それはただの「夏バテ」ではないかもしれません。まずは水分と塩分をしっかりと摂り、立ち上がるときはゆっくり動くなどの工夫を取り入れてみてください。それでも改善しない場合は、一人で悩まずに医療機関(一般内科や心療内科など)にご相談されることをお勧めします。
調査概要
- 調査主体:一般社団法人 起立性調節障害改善協会
- 調査期間:2026年7月19日~2026年7月20日
- 調査対象:全国の20代~60代の男女
- 調査方法:インターネットによるアンケート調査
- 有効回答数:200名
- ODが起こる人のイメージは「中高校生の子ども」が31.1%で最多。
- 「大人もODになる」ことについて、正確に知っていた人はわずか21.0%。約8割が知らなかった実態。
- 夏の不調のトップは「強い倦怠感・疲れやすい(23.6%)」、「立ちくらみ・めまい(18.0%)」とOD症状に酷似。
- 不調の原因は「夏バテ(19.5%)」「寝不足(17.1%)」と自己判断する人が多数。
- もし自分の不調がODだと知った場合、84.5%が「調べる」「相談する」「生活習慣を見直す」など前向きに行動。
詳細データ
Q1:「起立性調節障害(OD)」という病気を知っていますか?

- 名前と「朝起きられない」という症状は知っている:41.5%
- 名前を聞いたことがある程度:31.5%
- 病名・症状まで詳しく知っている:14.5%
- まったく知らない:12.5%
→ 病名や症状について何らかの認知がある層(詳しく知っている+症状は知っている+聞いたことがある)の合計は87.5%に達しました。近年、教育現場やメディアでの発信が増えたことで、社会的な認知度は非常に高まっていることがわかります。
Q2:起立性調節障害は「どんな人に起こる」イメージがありますか?

- 中高校生の子ども:31.1%
- 体が弱い人:17.2%
- 特にイメージはない:13.6%
- 女性:10.4%
- 責任感が強い人:8.9%
- その他:18.8%
→ 高い認知度を誇る一方で、発症者のイメージは「中高校生の子ども」が圧倒的トップとなりました。OD=思春期特有の病気、という固定観念が一般的に根付いている様子がうかがえます。
Q3:あなた自身、夏場に不調を感じることはありますか?

- 強い倦怠感・疲れやすい:23.6%
- 立ちくらみ・めまい:18.0%
- 頭痛・頭が重い:14.2%
- 朝なかなか起きられない:13.1%
- 食欲不振・胃腸の不調:12.1%
- その他:19.0%
→ 大人が感じる夏の不調の上位には、「強い倦怠感」「立ちくらみ」「頭痛」「朝起きられない」が並びました。これらはまさに、自律神経の乱れからくる起立性調節障害の代表的な症状と一致しています。
Q4:そうした夏の不調は、何が原因だと思いますか?

- 夏バテ:19.5%
- 寝不足・睡眠の質の低下:17.1%
- 暑さ・脱水:15.7%
- 自律神経の乱れ:14.6%
- ストレスや疲労:12.0%
- その他:21.1%
→ OD特有の症状を感じているにも関わらず、その原因としては「夏バテ」や「寝不足」といった、夏特有の環境要因や日常的な不摂生に帰結させている実態が浮き彫りになりました。ここに「大人のOD」が見逃される大きな落とし穴があると考えられます。
Q5:「大人も起立性調節障害になる」ことを知っていましたか?

- なんとなく聞いたことがある:41.5%
- 知らなかった:37.5%
- 知っていた:21.0%
→ 大人でも発症し得るという事実を「知っていた」と明確に答えたのはわずか2割にとどまりました。「知らなかった」「なんとなく」を合わせた約8割(79.0%)が正確には認識しておらず、前述の「子どもの病気」という先入観を裏付ける結果となりました。
Q6:自分の夏の不調が「起立性調節障害かもしれない」と知ったら、どう行動しますか?

- 自分の症状について詳しく調べる:32.5%
- 医療機関に相談する:26.5%
- 生活習慣を見直す:25.5%
- 気にはなるが、特に何もしないと思う:8.5%
- 漢方薬など市販品でセルフケアする:3.5%
- 自分には関係ないと思う:3.5%
→ 自身の不調がOD由来かもしれないと認知した場合、「詳しく調べる」「医療機関への相談」「生活習慣の見直し」といった具体的なアクションを起こすと答えた人が合計84.5%に達しました。「大人のOD」という存在に“気づく”ことさえできれば、適切な対処に向かえる人が圧倒的に多いことが示されました。
調査結果のまとめ
今回の調査から、起立性調節障害という言葉自体の認知度は高いものの、「子どもの病気である」という強い思い込みが存在することが分かりました。その結果、大人が夏場に経験する「立ちくらみ」や「強い倦怠感」といった典型的なOD症状が、単なる「夏バテ」や「寝不足」として処理され、不調の背景にある要因が見過ごされている可能性が示唆されました。一方で、自分の不調がODかもしれないと知れば、8割以上の人が改善に向けて行動を起こす意欲を持っています。「大人も起立性調節障害になる」という事実を広く啓発していくことが、原因不明の不調に悩む大人たちを救う第一歩になるはずです。
一般社団法人 起立性調節障害改善協会のコメント

起立性調節障害(OD)は、急激な身体の成長に自律神経の働きが追いつかない思春期に多く見られるため、「子どもの病気」というイメージが定着しています。しかし、大人であっても、過度なストレス、疲労、女性ホルモンの変動、そして夏の猛暑や脱水などを引き金として、自律神経のバランスが崩れODを発症(あるいは再発)するケースは決して珍しくありません。
朝起き上がるのが辛い、立ち上がるとクラッとする、午前中は倦怠感で動けないといった症状が続く場合、それはただの「夏バテ」ではないかもしれません。まずは水分と塩分をしっかりと摂り、立ち上がるときはゆっくり動くなどの工夫を取り入れてみてください。それでも改善しない場合は、一人で悩まずに医療機関(一般内科や心療内科など)にご相談されることをお勧めします。
調査概要
- 調査主体:一般社団法人 起立性調節障害改善協会
- 調査期間:2026年7月19日~2026年7月20日
- 調査対象:全国の20代~60代の男女
- 調査方法:インターネットによるアンケート調査
- 有効回答数:200名
一般社団法人 起立性調節障害改善協会のコメント

起立性調節障害(OD)は、急激な身体の成長に自律神経の働きが追いつかない思春期に多く見られるため、「子どもの病気」というイメージが定着しています。しかし、大人であっても、過度なストレス、疲労、女性ホルモンの変動、そして夏の猛暑や脱水などを引き金として、自律神経のバランスが崩れODを発症(あるいは再発)するケースは決して珍しくありません。
朝起き上がるのが辛い、立ち上がるとクラッとする、午前中は倦怠感で動けないといった症状が続く場合、それはただの「夏バテ」ではないかもしれません。まずは水分と塩分をしっかりと摂り、立ち上がるときはゆっくり動くなどの工夫を取り入れてみてください。それでも改善しない場合は、一人で悩まずに医療機関(一般内科や心療内科など)にご相談されることをお勧めします。
調査概要
- 調査主体:一般社団法人 起立性調節障害改善協会
- 調査期間:2026年7月19日~2026年7月20日
- 調査対象:全国の20代~60代の男女
- 調査方法:インターネットによるアンケート調査
- 有効回答数:200名
- 調査期間:2026年7月19日~2026年7月20日
- 調査対象:全国の20代~60代の男女
- 調査方法:インターネットによるアンケート調査
- 有効回答数:200名
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