音声AI医療カルテ作成支援サービス「コエカル」正式リリース、診察の会話からカルテ自動生成など業務を支援
株式会社ADVATEC6月11日に、音声AI医療カルテ作成支援サービス「コエカル」の正式提供開始を発表した。同サービスは、診察中の会話をAIが取得してカルテを自動生成することに加え、患者ごとの過去履歴を蓄積して活用可能にするというAI医療アシスタント。日々の記録作業を自動化しながら、慢性疾患の経時変化の把握や紹介状の自動生成などを支援するとしている。
主な特徴に挙げられているのは、診察開始時に録音し終了時に停止するだけでAIが会話の文脈を理解してSOAP形式のカルテを自動生成すること。独自の医療辞書と高精度な音声認識によって聞き逃しや記載漏れを防ぐとともに、診療報酬の適切な算定にも貢献するという。
患者の過去履歴の活用と自動サマリーも特徴とのこと。過去の診療記録を蓄積し症状の経時変化を確認可能にすることで、診察前のスムーズな状況把握に加え、過去の記録を活用した「他院への紹介状(診療情報提供書)」や「サマリー」の自動生成も可能だという。
医師の診察だけでなく、看護師の事前問診や薬剤師の服薬指導、カンファレンスの議事録作成など、クリニックで働くスタッフも定額内(録音時間ベース)で利用可能で、チーム全体の生産性向上に寄与するとしている。
「コエカル」は先行提供から半年で約200院の病院やクリニックで導入されたとのこと。先行導入先から寄せられたフィードバックをもとに新機能を実装して、今回正式にサービスの提供を開始したという。今後、WEB問診や各種電子カルテとのAPI連携を強化して取得できるデータの拡張を進めていくなど、カルテの入力補助だけでなく、医師の思考をサポートする「AI医療アシスタント」として病院やクリニックのインフラになることを目指すとしている。
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