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現場DXプラットフォーム「BizStack」、建設現場の漏水・浸水・溢水リスクを自動検知するアプリケーションを追加

 MODE, Inc.は6月9日に、同社が提供する現場DXプラットフォーム「BizStack」において、水害リスクのリアルタイム監視を支援する「濁水槽 水位検知App」と「浸水検知App」の追加を発表した。建設・解体・造成工事などの現場における漏水・浸水・溢水リスクの早期検知と初動対応を支援するという。

「BizStack」は、現場のリアルタイムデータや既存システムのデータを統合し、AIを活用して業務効率化や安全性向上を支援するIoTプラットフォーム。建設や製造、物流などの現場で発生する多様なデータをつなぎ、センサーやカメラからのIoTデータ、既存の業務システム、SaaSなどから取得した情報を収集し解析を行う。

 同社によると、建設現場における水害リスクへの備えは重要性を増しているが、多くの現場では目視巡回による確認が中心で、人が常に監視できない場所や立ち入り困難なエリアでは異常の早期発見が難しいという。こうした課題に対して同社は、IoTセンサーとリアルタイム通知を活用することで、水害リスクの早期検知と素早い初動対応を支援する2つのアプリケーションを追加したとのこと。

「濁水槽 水位検知App」は、水槽上部に設置した距離センサーによって水面までの距離をリアルタイムに計測し、水位が危険水準に近づいた際にアラート通知を行うもの。濁水を処理施設へ送るための中間槽や原水槽では、水中ポンプの排水能力を上回る量の濁水流入や大雨による急激な水量増加によって、水が外部へ溢れ出す恐れもあるという。濁水の流出は、周辺環境への影響や行政指導、工事停止などにつながる恐れがあるそうだ。こうしたリスクに対して、「濁水槽 水位検知App」によって、水があふれてしまう前に状況を把握し、水中ポンプの追加投入や流入量調整など必要な対応を実施できるとしている。

「浸水検知App」は、水に触れると発電し「BizStack」へ通知を送る帯状センサー(リボン型)を設置することで、人が立ち入りにくい場所や広範囲エリアでも水の侵入を素早く検知できるというもの。解体工事における隣接エリアへの水の染み出しや建築・造成工事における地下ピットへの雨水侵入など、「水が入ってはいけないエリア」の浸水リスクは現場ごとに存在するという。特に地下ピット内の免震ゴム周辺への浸水は、設備劣化や機能損失につながる可能性もあるそうだ。「浸水検知App」によって迅速に検知することで、現場への早急な駆けつけや水中ポンプの追加投入など被害拡大前の対応を支援するとともに、定期巡回の負担軽減にも貢献するという。

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