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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第129回

【今月の自作PCレシピ】AM4&DDR4なら約18万円でゲーミングPCが組める

2026年06月07日 14時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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 パソコンならではの高解像度、高画質でゲームをプレイしたり、ゲームプレイなどを録画配信したり、音楽を楽しんだりといったさまざまな用途に、自分の好みでマシンを組み立てられるPCの自作。あれこれ考えながら、パーツを選定するのは楽しいが、ある程度の知識が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選びは、YouTubeの動画を参考にして構成するのも良いが、パーツショップの店員に勝るものはない。ゲームやクリエイティブ作業といった用途に、LEDで魅せるPC、静かなPCなど、さまざまなPC構成の相談を受け、その場で提案しているからだ。そこで、秋葉原の主要パーツショップ店員におすすめの自作PCの構成(レシピ)を毎月お届けしていこう。

 ”パーツ選びには自信がない”、”最新のパーツ構成で組みたい”、”いまどんな構成が良いのか検討がつかない”などといった人に、是非参考にしてもらいたい。

コストを抑えて組むひとつの選択肢

 さまざまな物価が高騰している今日この頃だが、そんななかでも需要が高いのがゲーミングPCだ。

 インテル Core Ultra 200S Plusや、AMD Ryzen X3Dシリーズといった多くのシーンで活躍できる性能のCPUをベースに組みたいところだが、価格高騰真っ直中のDDR5の使用が必須となる。

 32GB(16GB×2)で、5万円台中盤~6万円台前半となっているDDR5メモリーを使わずに組めるのがLGA1700とSocket AM4プラットフォームだ。DDR4メモリーも高騰しているが、同じ容量32GBでも3万円台中盤に抑えられる。

 さらにDDR4メモリーは、2014年に登場した規格なのでインテル、AMDに関係なく普及していた(特定のCPUに最適化されていない)。そのため、既存のPCからDDR4メモリーを流用するといった道も選択肢としてありなのだ。

 将来のCPUグレードアップはさすがに厳しくなるという悩みどころはあるが、OS別で18万円前後から狙えるのは魅力的。そこでDDR4メモリーを採用したパーツ構成を、パソコンショップ アークの渋谷店長が提案してくれたので、紹介していこう。

銀座線「末広町駅」そばにあるパソコンショップ アーク。オリジナルBTO PCや、各種PCパーツを取り扱い。ゲーミングデバイスが、充実しているのも魅力

パソコンショップ アーク店長の渋谷さん

16スレッドのRyzen 7とRTX 5060でコストを抑えて組む

 CPUソケットにLGA1700を採用したインテル Core 14000シリーズも選択肢としてあるが、今回パソコンショップ アーク 渋谷さんが提案してくれたレシピは、AMD Socket AM4のRyzenを組み合わせている。

 8コア/16スレッド、最大5GHz動作となるAMD Ryzen 7 5700Xと、NVIDIAミドルクラスGPUのGeForce RTX 5060 8GBを組み合わせ、OS別で17万8230円。Windows 11 Homeのパッケージ版を含めても、総額は19万7210円と20万円以下に収まっている。

パソコンショップ アーク 渋谷さん提案のレシピ。20万円以内でゲーミングPCを組むひとつの選択肢となる

長期熟成されたド安定パーツで組むゲーミングPC
CPU AMD「Ryzen 7 5700X」
(8コア/16スレッド、 最大5.0GHz)
3万2780円
CPUクーラー サイズ「KOTETSU MARK4 SCKTT-4000」
(空冷、サイドフロー、120mmファン)
2990円
マザーボード ASRock「B550M Pro-A」
(AMD B550、Micor ATX)
1万1580円
メモリー SanMax「DDR4-3200 16GB×2 NANYA Edition ARD4-U32G48NB-32AA-D」(16GB×2、DDR4-3200) 3万4320円
ストレージ Princeton「PHD-ISM2G4-1T」
(M.2 SSD 1TB、PCIe4.0×4)
2万4800円
ビデオカード MSI「GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X OC」
(GeForce RTX 5060、8GB GDDR7)
5万7800円
PCケース Okinos「Cypress 3 Wood」(ミドルタワー) 6480円
電源ユニット 玄人志向「KRPW-BD650W/85+」
(650W、80PLUS GOLD)
7480円
総額(税込)   17万8230円

※価格は6月5日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

Ryzen 7 5700X。Socket AM4向けCPUで、8コア/16スレッドで動作する

CPUクーラーは、空冷サイドフロー型のサイズ「KOTETSU MARK4 SCKTT-4000」を組み合わせ。Ryzen 5 5700Xを静かに冷やせる

ヒートシンクトップカバーは、ブラックカラー採用で、見た目は良好だ

Windows 11は必要に応じて追加しよう。実はDSP版よりもインストールUSBメモリーが付属するパッケージ版のほうが安価に購入できる

 CPUのRyzen 5000シリーズは投入から約5年と少し。この先、CPUをアップグレードする道は、ほぼ残っていない点は覚えておきたい。予算アップ可能なら、6コア/12スレッドになるが、将来性のあるSocket AM5向けCPUのRyzen 5 7500Fをベースにコストを抑えたゲーミングPCを狙うのもひとつの手になる。ただし、Socket AM5向けマザーボードとDDR5メモリーにするだけでも、予算はOS込みで25万円台まで跳ね上がる。

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