万人向けじゃなくていい、俺には神なんだ! 「私的My推しガジェット」2026 第9回
Nics「Nics Hesper64(100)」
【変態的】1つのキーが2つに割れる令和キーボード、使えるのか検証してみた!
2026年04月10日 18時00分更新
変態ガジェット好きの心をくすぐりまくって絶叫させる異質キーボード
【推しポイント1】
深く。浅く。キーに”奥行き”を持たせた変態設計
おそらく世界中を探し回っても、ここまで変態的なキー構造(もちろん褒め言葉)を持った製品は他にないでしょう。だって個性的すぎるのだもの!
このキーボード最大の目玉にして、最も「変態的」と言わしめる所以が、特許取得済みの「物理デュアルアクションキー構造」です。
通常のキーボードのキーは「押す」か、「押さない」かの選択しかありませんが、Hesper64(100)は違います。「浅く押す」と「深く押し込む」で、それぞれ全く別のキー入力を割り当てることができるのです。
普段のタイピングではアルファベットを入力しつつ、グッと深く押し込めば「数字」や「Fnキー」が発動する、といった操作が可能になります。
ただ、この独自すぎる機構は使い始めは“浅い”入力と“深い”入力の力加減が掴めずにミスタッチをする可能性もあり、万人におすすめとは言い難い代物。やはり「至って変態的、だがそれがいい」と思える真の変態ガジェット好きのためのキーボードかと思います。
YouTubeで「Nics「Nics Hesper64(100)」」のレビュー動画を見る
【推しポイント2】
ポーチに収まる「100キー相当」というバグ仕様
モデル名に「64(100)」とある通り、物理的には60%サイズの超コンパクト設計でありながら、デュアルアクション技術をフル活用することで「100キー相当」の操作性を実現。横幅は299mmで、専用ポーチまで用意されているポータビリティで100キーのキーボードを持ち歩けるのです。えらいこっちゃ。
テンキー非搭載の極小ボディなのに、実質フルサイズ以上のポテンシャルを持つという驚異の仕様です。さらに、リアルタイムでキー割当を自由に変更できるQMK/VIAにも完全対応しており、自分の使い勝手に合わせて徹底的にカスタムできるのも魅力。たとえば、”C”キーを浅く押せば”C”の文字入力、深く押し込めば”Ctrl+C”入力、なんて設定もできてしまうのです。
デバイスとの接続性もよく、USB有線、2.4GHzワイヤレス、Bluetoothの3WAY接続に対応。最大3台のデバイスをシームレスに切り替えられるため、使い方に慣れてしまえば、メインPCからタブレットまでこれ一台で操作することだって可能なのです。
【推しポイント3】
「毎日触る」を基準に選んでも、正解側のキーボード
どれだけ機能が尖っていても、毎日触れる道具としての「質感」や「打ち心地」が悪ければ意味がない。その点、本機はハードウェアとしての完成度にも一切の妥協がありません。
高級感あふれるアルミフレームと、ライティング操作用のアクセントになる真鍮製ロゴボタンを採用したボディは、デスクに置いただけで上質感を演出できます。
さらに内部にはシリコンフォームを内蔵しており、不快な反響音を抑えた静音設計になっています。PBT素材のキーキャップは指に吸い付くような触り心地で、長時間のタイピングでもテカリにくく、至福の打鍵感を維持してくれます。
ただし、購入前に知っておくべき注意点もあります。本機は特殊なデュアルアクションを実現するために、Tecsee社と共同開発した独自規格のロープロファイルキースイッチを採用しています。そのため、市販されている一般的なキースイッチに付け替えるといったカスタマイズはできません。そこは注意しておくべきかと。
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