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パナソニック「レッツノートFC」

「いつものように変わらない」14インチレッツノート、トレンドよりも伝統

2025年10月25日 17時00分更新

文● ドリまつ/ASCII 編集⚫︎ASCII

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 レッツノートFCは軽量性・堅牢性・拡張性のバランスを狙ったモデルです。ここからは、その強みとなるメリットと、購入前に知っておきたい注意点を整理してお伝えしていきます。

レッツノートFCを使う3つのメリット

ポイント(1)軽量性と頑丈性の両立、バッテリー交換も可能

 約1.039kgと軽量ながら、MIL規格準拠の頑丈設計を採用し、落下・振動などへの耐性も確保しています。さらに、本体はネジ式バッテリーパック交換方式を採用しており、長く使う上でバッテリー劣化時に交換できる点は大きな強みです。

レッツノートFC

YouTubeでパナソニック「レッツノートFC」のレビュー動画を見る

ポイント(2)充実したポート類

 USB Type-C(Thunderbolt 4対応)を2ポート備え、USB Power Deliveryにも対応するほか、USB Type-Aポートも2つ装備しています。こうしたインターフェースの充実によって、外付け機器との接続性に不便を感じることは少ないでしょう。

レッツノートFC
レッツノートFC

インターフェースは、USB Type-C(Thunderbolt 4、USB Power Delivery対応)×2、USB Type-A(5Gbps)×2、LANコネクター(RJ-45)、HDMI出力端子、ヘッドセット端子

ポイント(3)あえて変わらないことが魅力

 FCシリーズは、多くのレッツノートの伝統要素を引き継いでおり、“レッツノートらしさ”を求めるユーザーには安心感があります。一方で、かつてのモデルにあったアナログRGB(VGA)はついに廃止され、時代の変化を取り入れている点も評価できます。

レッツノートFC

これまでのレッツノートの良さを継承しつつ、現代のスペックを取り入れている

購入時に注意すべき側面

ポイント(1)厚さと携帯性のトレードオフ

 堅牢設計ゆえに本体は薄型モデルに比べれば厚みがあります。携帯性を優先する人には若干重さや存在感を感じることもあるでしょう。ただし、その厚みと重さこそが強度・冷却性能を支える要となっています。

レッツノートFC

厚みがあるのでバッグに入れると少しかさばるかも

ポイント(2)一般用途にはやや割高

 レッツノートは企業導入を主眼とした製品であるため、価格設定が高めになる傾向があります。また、個人向け用途では性能のオーバースペックやコストパフォーマンスの面で割に合わないと感じる人もいるでしょう。さらに、最新モデルではCore Ultra世代を搭載する一方、高性能ゲーム用途などには向かない場面もあります。

レッツノートFC

エントリーモデルの「CF-FC6ADTCR」で価格は25万8000円前後

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