シリーズ&FPS初心者が最新作をプレイ!

『ボーダーランズ4』のメディア向けハンズオンイベントが開催!開発者インタビューもお届け

2025年06月22日 05時00分更新

文● ミヤザキ 編集●ASCII

 2Kの人気シューティングRPG「ボーダーランズ」シリーズの最新作『ボーダーランズ4』のメディア向けハンズオンイベントがこの5月に開催された。ここでは、そこで体験できたPC英語版の本作のファーストインプレッションをお届けしよう。

 なお、今回はまだ開発中ということで、製品版とは仕様が異なる点があるかもしれない点は留意してほしい。

 本作の発売日は2025年9月12日予定(Switch 2版は年内予定)、価格は通常版のパッケージ版/ダウンロード版が9460円だ。そのほかのエディションも用意されているので、後述のゲーム情報をチェックしてほしい。

 2025年6月17日から予約受付も開始しているので、詳細は公式サイトなどを確認しよう。

『ボーダーランズ4』最新ゲームプレイ紹介トレーラー

『ボーダーランズ4』とは?

 インプレッションの前に、本作について軽く紹介させてもらおう。「ボーダーランズ」シリーズは、シューティングRPGというジャンルを世に知らしめた世界中で好評を博する一人称視点のシューターゲーム。

 多彩な武器やヴォルト・ハンターと呼ばれる主人公たちのスキルを活用したバトル、フィールドを探索したり、敵を倒したりするなどして強力な武器を見つけるハック&スラッシュ要素、そしてキャラクターの育成と、じっくりと遊び込める内容で多くのゲームファンを魅了した。

 そして、最新作となる『ボーダーランズ4』は、『3』の直後から物語はスタート。タイムキーパーとよばれる独裁者に支配された惑星カイロスを舞台に、新たな物語が描かれる。ゲームの特徴は、以下のとおり。

●ボーダーを無くしたシームレスな大地(ランド)

 本シリーズは、これまでは決まったエリアごとに分かれたマップを進んでいくルートシューターだった。本作では、シームレスで広大なマップに挑戦。

 ステージ間などのロードもなくし、ストーリーを時系列に進めてもいいし、先に別の場所を探索してもよし、また戻るのもよしと、自由度の高い作りになっているという。

 メインストーリーのほかにサイドクエストがたくさん用意されているのも特徴。サイドクエストはやってもいいし、やらなくていいし、挑戦するかどうかはプレイヤーにゆだねられる。

●今までにない数の武器を用意

 本作から新しい武器メーカーを導入(本シリーズに登場する武器は、さまざまなメーカーが制作したという設定になっている)。また、認可パーツを使って、1つの武器にさまざまなメーカーのパーツを付けてカスタマイズできる。

 さらに、本作ではロケットランチャーなどの重火器やグレネード、ナイフといった、武器とは別に飛び道具を用意。これらも戦いでは頼れるファクターとなるだろう。ほかにも、ボタン1つで自分をヒーリングできる機能も搭載している。このヒーリングキットは、回復だけでなく、移動やリロードのスピードを速くするなど、攻略をサポートする道具として利用可能だという。

 加えて、武器を強化ができたり、プレイヤーをサポートしてくれる“ECHO-4”といったメカが登場したりと、やり込んだり、探索を快適にしてくれる要素も多数用意している。ちなみに、銃の数は何十億も用意しているとか。

●ダブルジャンプなど、アクションがグレードアップ

 本作には、ダブルジャンプやグラップル、グライドなどのアクション・スキルを用意。ダブルジャンプはジャンプした後にさらにジャンプして高く飛べ、グラップルでは何かを掴んでよじ登ったり、何かを持ち上げて投げたりすることが可能だ。

 また、ボタンを1つ押すことで、ジャンプからグラインド、グラップル+グライドといった動きを組み合わせられるという。さらに、以前は障害物的なものだった水が、本作では泳いで渡ることができるように。これは、シリーズでは初の要素となる。

 加えて、本作ではダッシュで敵の攻撃をサッと横によける回避ができるようになっている。動きそのものがこれまでのシリーズよりもグレードアップしているとのこと。

●Unreal Engine 5で描かれる美麗なグラフィック

 本作は、Unreal Engine 5で制作されており、ビジュアル面もグレードアップしている。遠くの山から、空に浮かぶ月まで、非常に美しく表現。

 また、ヴォルト・ハンターに対しても新しい試みをしている。見た目から、プレイヤー自身が設計できるようになっているという。

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