「なんとなく」でも割とどうにかなるのでご安心を!

ちょっと世界の王になってくるわ…『シドマイヤーズ シヴィライゼーションVII』は奥深いけど初心者でもイケるストラテジーゲームの新定番だ!

2025年02月27日 17時00分更新

文● Zenon/ASCII
提供: 2K/テイクツー・インタラクティブ・ジャパン

●「あと1ターン」の沼へようこそ

 「あまりに面白くてやめ時を見失う」という意味で使われる「あと1ターン…」という呪文。筆者も例にもれず、普段は深夜2時くらいに寝ているのが気付けば3時、なんなら4時近くまでプレイしていることもあった。恐るべし「シドマイヤーズ シヴィライゼーション」の魔力……!

 ほかの町づくりゲームのように、町が徐々に発展していく様子を眺めるのも楽しい。そうしたゲームが好きな人ならハズレはないはず。

強力な効果を持った歴史的な世界遺産を作ることも可能。画像はオックスフォード大学

エッフェル塔も作れた!

 YouTubeなどの実況プレイを見るのも楽しいが、やはり自分でプレイするとのめり込み具合がまったく違う。やればやるほど発見のあるゲームだと思うので、いい意味で時間がいくらあっても足りない!

町の発展にともなって領土を広げ、資源を獲得できる画面。どのアイコンが何を示していて、どう優先すれば役立つのか今ならわかる。「見える景色が変わる」とはこのことか!

 ちょっと文字が細かいのは玉に瑕だが、確かにチュートリアルや目標の立て方がわかりやすく「初めてやる人」でもフィーリングで進めていけると感じた。ちなみにオプションから「文字のサイズ」は大きくできる。

 本作は、まだ本シリーズに触れたことのない人、知っていたけど「大変そう…」と思っていた人、YouTubeなどの動画だけで満足している人、すべてに自信をもってオススメしたいストラテジーゲームの王道かつ新定番だ

「あと1ターン」の沼へようこそ。画像は古代、ギリシャと大軍勢でドンパチしていた頃のもの(上から下へ攻めてる図)。やはり序盤~中盤が一番頭を悩ませるし、楽しいんだよなぁ

 なお、今回筆者が使ったPCのスペックは以下の通り。1台目ではビデオカードが最低要件ギリギリということもあり、プリセット「低」固定となった。それでも特別グラフィックがジャギジャギすることはなかったので、低スペックPCでもプレイ自体は快適にできそう。

 推奨スペックを上回っている2台目PCの場合、美麗なグラフィックはもちろん、プレイ速度も快適に。特にAIの思考速度はスペックによるのかほぼ待ち時間ゼロ。少しでも待ち時間を短くしたいなら高いスペックのPCで遊んだほうがいい体験になるだろう。

【1台目】
OS:Windows 11
プロセッサ:Intel Core i7-8700(3.20GHz)
メモリー:16GB
ビデオカード:GeForce GTX 1060

【2台目】
OS:Windows 11
プロセッサ:Ryzen 7 6800H(3.20GHz)
メモリー:16GB
ビデオカード:GeForce RTX 3070 Ti

【ゲーム情報】

タイトル:シドマイヤーズ シヴィライゼーションVII
ジャンル:ストラテジーゲーム
販売:2K
開発:Firaxis Games
プラットフォーム:
PlayStation 5/PlayStation 4/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam/Epic Games Store)
※SteamではMacおよびLinuxをサポート。
発売日:発売中(2025年2月11日)
価格:
 PS5/PS4/XSX|S/Xbox One/PC通常版:8800円(パッケージ版/ダウンロード版)
 Switch通常版:7700円(パッケージ版/ダウンロード版)
 PS5/PS4/XSX|S/Xbox One/PCデラックス エディション:1万2650円(ダウンロード版)
 Switchデラックス エディション:1万1500円(ダウンロード版)
 PS5/PS4/XSX|S・Xbox One/PC創始者エディション:1万6500円(ダウンロード版)
 Switch創始者エディション:1万5400円(ダウンロード版)
※創始者エディションは2月28日までの期間限定配信。
CERO:B(12歳以上対象)

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