「なんとなく」でも割とどうにかなるのでご安心を!

ちょっと世界の王になってくるわ…『シドマイヤーズ シヴィライゼーションVII』は奥深いけど初心者でもイケるストラテジーゲームの新定番だ!

2025年02月27日 17時00分更新

文● Zenon/ASCII
提供: 2K/テイクツー・インタラクティブ・ジャパン

●新たな時代には新たな戦略が必要

 そんなこんなで新たな目標(レガシー)を進めつつ領土を拡大。探検の時代になると宗教合戦が始まったり、船の性能がアップしたりと、より世界が広がるのが特徴だ。戦いの主舞台は陸から海へ。

 実際、船のユニットで海岸沿いの町を砲撃すると、かなり一方的な展開で占領できる。逆を言えば、海岸沿いに作った自分の町は敵勢力に狙われる危険があるので注意!

濃い色の海を渡れるようになり、新大陸を発見するのも楽しい。さらに町を作って領土を広げていくぞー

どんどん敵勢力の町を併合し、広がっていく我が領土(紫の町)。コレコレ、こういうある意味「俺TUEEEE!!」体験が気持ちいいのよ!

 そして時代は近代へ。戦車や戦艦、爆撃機などにユニットがアップデートされ、新たな戦略で挑まなければならないのが新鮮に感じた。

最初の町「ワセト」は時代とともに名を変えて「パリ」に(近代はフランスを選択)。もうこれ以上建物を作るスペースが無いほど発展を遂げた。カメラを接近させると、グラフィックの作り込みも半端ないのがわかる!

 本当は科学の目標を進めて宇宙ロケットを飛ばしたかったのだが、気が付けばすべての敵勢力をせん滅しにかかっていた筆者(これは脳筋)。圧倒的な軍事力で次々と敵の首都を落とし、名実ともに「世界の王」になった瞬間、ゲームクリアとなった。

勝利条件は複数あるが、すべての敵を滅ぼすのが一番シンプルで初心者にわかりやすい

 プレイ時間は古代~近代まで、歴史を一巡で約20時間ほど。クリアすると指導者に経験値が入って独自のボーナスがアンロックされる。2周目以降は同じ指導者を使い続けてもいいし、ほかの指導者を試すのもいい。

 なお、世界はランダムで生成されるので、プレイするたびに新しい体験を味わえるのが本作の魅力だ。次は日本の卑弥呼を指導者でやってみようかなー、とすでに次のことを考えている自分がいる。

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