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Apple「iPad(第10世代)」

iPadデビューならいちばん安いので十分 、定番にしてこれ1台でOKな最新モデル

2025年02月08日 17時00分更新

文● イチ/ASCII 編集⚫︎ASCII

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iPad(第10世代)のメリットとデメリット

 まずはiPad(第10世代)ならではの特徴(メリット)と、購入する際に注意したいポイント(デメリット)について紹介します。

メリット1: 遊び心を刺激する、カラーバリエーション

 第10世代のiPadは、カラーバリエーションが一新され、より個性的な印象になりました。これまでのシンプルな色味に加え、ブルー、ピンク、イエローといった鮮やかなカラーが加わり、好みに合わせた選択肢が増えました。

 カジュアルに使いたい方や、家のインテリアに合わせたい方にとって嬉しいポイントです。

 自分の個性を反映できるカラー選択肢が増えたことで、タブレットを持つこと自体が楽しくなります。生活空間に自然に溶け込むデザインは、使うたびに気分を上げてくれますよ。

 価格はWi-Fiモデルで5万8800円~、Wi-Fi・セルラーモデルで8万4800円~と、Apple製品にしては価格抑え目でコスパに優れている点も魅力ですね。

メリット2: エンタメ体験を格段に向上させる、大画面と高音質

 第10世代のiPadは、画面サイズが10.9インチに拡大したほか、ベゼルが狭くなっており視覚的な没入感が向上しました。解像度は2360×1640ピクセルで、動画視聴やゲームプレー、資料作成時にも広々とした作業スペースを活用できます。

 また、ステレオスピーカーが搭載され、音質も改善されました。音楽や映画を楽しむ際の体験がアップしており、とくに映画やゲームでは、臨場感が増し、音の細部まで堪能できます。

 気軽につかえるタブレットだからこそ、こういった音質部分の性能が向上したのは嬉しいポイントではないでしょうか。

メリット3: Touch IDによる、シンプルで快適な操作性

 iPad (第10世代) は、ホームボタンはなくなっていますがTouch IDを継承し、ディスプレー上部のトップボタンに指紋認証機能を搭載しています。

 顔認証がなかなかされないというストレスはなし、スムーズにロック解除できます。iPhone SEユーザーや指紋認証に慣れている人にとっては、快適に使い続けられるでしょう。

購入時に注意したい2つの側面

Apple Pencil(第2世代)に対応せず

 Apple Pencil(第2世代)は、磁気吸着機能&ワイヤレス充電に対応しており大変便利なのですが、iPad(第10世代)はApple Pencil(第1世代)のみの対応です。

 Apple Pencil(第1世代)はUSB Type-Cアダプターを介してiPadとペアリング&充電をしなくてはいけないことに加え、磁気吸着機能がないため、紛失しやすいというデメリットがあります。

高負荷な作業には不向き

 新しいiPadは普段使いには十分な性能を発揮しますが、重いアプリや高画質なゲームなど、高い処理能力が求められるタスクでは、不満を感じる可能性があります。

 最安値の64GBモデルはiPadデビューに最適ですが、ファイルサイズが大きい動画編集アプリや、アプリ容量が大きい3Dゲームなどでストレージ不足を感じる場面が多いと思われます。

 とはいえ、256GBモデルは+2万6000円とかなり価格が上がるため、クリエイティブ用途なら最初から最上位のiPad Proを選択するのがおすすめです。

 日常使いかクリエイティブにつかうか、ご自身の利用シーンを考えた上で、上位モデルと比較検討しましょう。

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