このページの本文へ

西日本最大の電脳街 大阪・日本橋のPCショップ&PCパーツショップ取材レポート 第41回

マザーボード「MAG X870 TOMAHAWK WIFI」がオススメ!!

装飾なんか気にしない耐久性と信頼性を重視したAMDマザー:パソコン工房 大阪日本橋店

2024年11月30日 09時00分更新

文● 勝田有一朗 編集●ドリブルまつなが/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

パソコン工房 大阪日本橋店のオススメ
マザーボード「MAG X870 TOMAHAWK WIFI」

MAG X870 TOMAHAWK WIFI

 大阪・日本橋のPCパーツショップ「パソコン工房 大阪日本橋店」を取材しました。店舗スタッフ・小山翔さんがオススメする製品は、MSIのX870チップセット搭載マザーボード「MAG X870 TOMAHAWK WIFI」です。ミリタリーグレードの耐久性をうたったコストパフォーマンスの高いゲーミングマザーボードとなります。

MAG X870 TOMAHAWK WIFI

パソコン工房 大阪日本橋店

MAG X870 TOMAHAWK WIFI

スタッフの小山翔さん

MAG X870 TOMAHAWK WIFI

MSIのX870チップセット搭載マザーボード「MAG X870 TOMAHAWK WIFI」

 MSIのゲーミングマザーボードはシリーズでブランディングされており、「MAGシリーズ」は高耐久パフォーマンスが特徴となります。MAG X870 TOMAHAWK WIFIは装飾よりも耐久性を重視する質実剛健さを追求したマザーボードです。

 搭載チップセットはAMD X870チップセット、CPUソケットはSocket AM5、フォームファクターはATXです。メモリースロットは4基で最大容量256GB、メモリー最大速度はDDR5-8400(オーバークロック)に対応します。

 拡張スロットはPCIe 5.0×16スロット(×16モード)、PCIe 4.0×16スロット(×4モード)、PCIe 3.0×16スロット(×1モード)の3スロットを搭載します。M.2ソケットはPCIe 5.0×4が2基、PCIe 4.0×4、PCIe 4.0×2の4ソケットを搭載。SATAは4基搭載します。

 PCIe 4.0×16スロット(×4モード)はM.2(PCIe 4.0×2)と排他仕様で、M.2使用時はPCIe 4.0×16スロット(×2モード)の動作となります。また、M.2(PCIe 5.0×4)のうち1つはUSB Type-C(40Gbps)となり、これも排他仕様なので使用する場合はPCI 5.0×2の動作となります。排他仕様が少しややこしいですが、しっかり把握することで自分の使い方に合った高パフォーマンスを発揮します。

 バックパネル側のインターフェースにはUSB Type-C×3基(10Gbps、40Gbps×2)、USB Type-A×9基(2.0×4、5Gbps×3、10Gbps×2)、HDMI、5ギガビットLAN、HD Audio入出力、SPDIF光出力を備えます。USB Type-C(40Gbps)からは映像出力も可能です。

 フロント側インターフェース用のピンヘッダーにはUSB Type-C(20Gbps)、USB Type-A(5Gbps)が4基、USB 2.0が4基備わります。

 無線ネットワークはWi-Fi 7およびBluetooth 5.4に対応し、専用の外付けアンテナ「EZ Wi-Fi Antenna」が付属します。

MAG X870 TOMAHAWK WIFI

店頭価格は5万0980円。AMD CPUとセット購入で3300円の値引きがあります

 小山さんによると、耐久性と信頼性を追求したMAG X870 TOMAHAWK WIFIは、マザーボード上にPCIeスロットへの電源供給を安定化する外部電源入力が備わっており、ハイエンドのビデオカードと組み合わると、その安定性を発揮するといいます。

 USB4やThunderbolt4、PCIe5.0×4のM.2ソケット、最新のWi-Fi 7など高速インターフェースも充実していてパフォーマンスも申し分ないです。ただし、排他仕様があるので、そこは気を付けてくださいとのこと。

 前回の取材でオススメしたDDR5 CUDIMMも搭載可能で、最速AMD環境の構築も目指せます。現在は品薄で入手は難しいですが、話題の「Ryzen 7 9800X3D」にも対応しているので、ぜひ一緒に組み合わせたいですね。

「Ryzen 7 9800X3D」発売直後の様子

 今回の取材日は、Ryzen 7 9800X3Dの発売翌週ということもあり、発売当日の反響などを聞いてみました。

 パソコン工房 大阪日本橋店では、店舗公式Xアカウントにて入荷数も含めた販売告知をして、先着順で販売したといいます。発売日当日は開店時間のずいぶん前から行列ができ、入荷数を超える人数が並び、開店即完売となったようです。ここまでの反響は本当に珍しい出来事とのこと。

 その後、追加で入荷したタイミングでXのポストが見られますが、毎回30分も経たずに完売する人気ぶりだそうです。今後もRyzen 7 9800X3Dの入荷は店舗公式Xアカウントで随時告知するとのことなので、狙っている人は欠かさずチェックしましょう!

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中