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Tensor Energyが運用プラットフォームを提供する、熊本県の京セラTCLソーラー太陽光発電併設蓄電池が運転を開始

PR TIMES

Tensor Energy株式会社
蓄電池の充放電最適化で出力抑制を回避し需給バランスの安定化に貢献

再生可能エネルギー発電所と蓄電池の財務と電力の管理を一気通貫で行うクラウドプラットフォームを開発するTensor Energy株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:堀菜々/フィルターヴィンセント)は、京セラTCLソーラー合同会社(本社:東京都千代田区 代表社員 東京センチュリー株式会社 職務執行者 荻野 広明)の熊本県荒尾市における太陽光発電所併設蓄電池事業において、新機能である蓄電池充放電最適化サービスを含む、運用プラットフォームを提供し、本事業は2024年6年1日に運転を開始しました。


事業背景
再生可能エネルギーの導入量増加に伴い、九州エリアでは日中の発電量が消費量を上回り、出力抑制が頻発しています。一方で、太陽光発電所の出力が低下する朝と夕方や夜間には再生可能エネルギーからの電力では足りず、一般送配電事業者によって、火力発電所の出力を上げるなど、需給調整が行われています。
2022年に開始したFIP制度では、再生可能エネルギーの市場統合と、投資インセンティブの確保を目的とした制度設計が行われ、電力市場や蓄電池を活用した取組を推進しています。
そこで本事業では、京セラTCLソーラーが運営管理する熊本県荒尾市の太陽光発電所に、蓄電池を併設し、売電方式をFITからFIPに切り替えることで、需給バランスの確保に寄与するとともに、再生可能エネルギーを最大限活用し、売電収入の拡大を目指しています。
Tensor Energyは本事業において、太陽光発電併設蓄電池の運用プラットフォームの開発、提供を担当しております。機械学習を用いたモデルで、太陽光の発電量予測をリアルタイムで行い、市場価格を予測し、最適化計算によって、蓄電池の充放電スケジュールを自動的に生成し、市場入札や電力広域的運用推進機関への提出に必要なファイルの生成を行います。

事業体制



発電事業者:京セラTCLソーラー合同会社
電力需給管理:東京センチュリー株式会社
運用プラットフォームの開発、提供:Tensor Energy株式会社

事業概要


所在地: 熊本県荒尾市
太陽光発電設備 認定容量: 1,990kW
蓄電池システム出力: 1,525kW
蓄電池容量: 3,051kWh
売電方式: FIP制度

東京センチュリー発表資料
https://www.tokyocentury.co.jp/jp/newsroom/news/004696.html

Tensor Energyについて
私たちは、全ての人と将来世代に、持続可能なエネルギーが必要なときに必要なところへ届けられる世界を目指しています。私たちは、人に寄り添うデザイン、最先端のテクノロジー、そしてパートナーシップによって、再生可能エネルギー発電事業を行う企業がそのライフサイクル全般にわたり、広範囲に分散した発電所や蓄電池のポートフォリオを効率的に共同管理できるように支援します。

Tensor Cloudについて
再エネ発電所及び蓄電池の計画段階から30年にもおよぶ運転期間、発電事業の財務と電力の管理を支えるクラウドプラットフォームです。最先端のAIとデジタル技術を駆使したサービスをSaaSで提供します。再エネ事業のビジネスモデルそのものを変革し、持続可能な成長事業の構築に不可欠なソリューションとなります。 再生可能エネルギー大量導入時代において、電力の安定供給を確保しながら、再エネ電力を最大限活用するには、蓄電池の活用が欠かせません。そのためには、電力市場の価格予測と発電量予測、さらに蓄電池の充放電スケジュールの最適化計算などの、高度な知識、経験、技術が必要となります。Tensor Cloudはこれらを発電所ごとに最適化されたAIモデルで提供します。発電事業者やアグリゲーターは、高度な知識、経験、技術がなくても蓄電池を活用した事業を始められるだけでなく、業務の大半を自動化することができます。


会社概要
会社名:Tensor Energy株式会社
所在地:〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2-6-11
設立日:2021年11月
代表者:堀 菜々 & フィルター ヴィンセント
事業内容:再生可能エネルギー発電所と蓄電池のオーケストレーションプラットフォームの開発、販売、運営等
お問い合わせ:hello@tensorenergy.jp(担当:堀)