3DS版で発売したRPGシリーズ1作目がリマスターで登場!

タマゴ集めのトリコに!?『モンスターハンターストーリーズ』はやり込み要素も深い!【ゲームレビュー】

2024年05月21日 11時00分更新

文● Zenon/ASCII

●「3すくみ」の読み合いが楽しいバトル

 本作の戦闘は、ターン制のコマンドバトル。「パワー」「スピード」「テクニック」という3種類の攻撃タイプが3すくみの関係になっており、有利なタイプの攻撃を繰り出せば与ダメージが増え、不利なタイプの攻撃だと被ダメージが増えてしまう仕組みだ。

3つのタイプ自体に威力の増減などはない。パワー>テクニック>スピード>パワーという関係性になっている

 たとえば序盤に出てくる鳥竜種「ランポス」はスピードタイプの攻撃を多く使う傾向にあるので、テクニックタイプの攻撃を使うと有利に戦える。

 この読み合いこそが本作のバトルのキモであり、快感を感じる部分だ。初見のモンスターだとどのタイプかわからないので、「うーん、こいつはパワータイプ!」と見た目から判断。

 パワーに有効なスピードの攻撃を出して、実際に相手がパワーを使ってきたら「ヨッシャ!」となるし、予想を外して「ぐぬぬ」となることも多い。そこが面白いポイントだと筆者は感じた。

何度も戦っていると、少しずつ傾向と対策が見えてくる。そこは本家「モンハン」と通じるところがある

 また、オトモン(仲間モンスター)1体+プレイヤーのコンビで戦うのだが、オトモンの通常攻撃は3すくみのタイプを指示できない。敵との相性が悪いと一方的に負けることもあるので、有利なオトモンに入れ替えて戦うのも戦術の1つだ。

オトモンとプレイヤーの両方が有利な攻撃を選ぶと、演出付きの強力な攻撃が発生!

絆ゲージが溜まるとオトモンに騎乗する「ライドオン」が使用可能に。強力なコンビ攻撃で大ダメージを与えよう!

ある程度物語を進めると解放される「対戦アリーナ」。対人戦ではストーリー以上にバトルの「読み合い」が白熱すること間違いなし! 通信対戦でほかのプレイヤーともバトルできる

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