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SWAT Mobility、加賀市と包括連携協定を締結 ~乗合タクシー高度化刷新実証運行にAIオンデマンド交通運行アプリ「加賀市乗合タクシー配車アプリ」を提供開始~

PR TIMES

SWAT Mobility Japan株式会社
SWAT Mobility Japan株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:末廣将志)は2024年3月27日(水)、石川県加賀市との包括連携協定に調印しました。また、同日、交通分野の連携協定において、スマートフォンから予約可能なアプリを含むAIオンデマンド交通運行アプリ「加賀市乗合タクシー配車アプリ」の提供を開始しました。


●包括連携協定概要
デジタル化に集中投資を行い、最先端技術の導入を加速している加賀市と、世界最先端のルーティング技術を保有し、アジアを中心に交通・物流業界の課題を解決しているSWAT Mobilityの双方が有する資源を有効に活用することで、地方創生を推進し、地域課題の解決及び交通に関する利便性の向上や産業振興に資する取組を推進することを目的とします。

連携事項:
1.加賀市乗合タクシー等の利便性向上に関すること
SWAT Mobilityが提供するAIオンデマンド交通システムは、特許を取得したルーティングアルゴリズムとゼンリンの道路情報を実装し、精緻な走行スピード情報を構築したシステムにより世界的に高く評価されています。また、交通・人流分析の専門知識を活用し、AIオンデマンド交通と路線バスの最適な組み合わせ提案や路線バスやコミュニティバスの運行改善案を提案することで、公共交通の経済性と利便性の向上を両立させます。本技術を通じて、加賀市の乗合タクシーの利便性を向上させることから始め、将来的には「移動最適化都市・加賀市」の構築を目指します。

2.海外企業から加賀市への進出等の産業集積に係る支援に関すること
SWAT Mobilityと加賀市との協業事例を、SWAT Mobilityを支援する各国政府機関等に情報提供し、加賀市の国際的な認知度を向上させ、加賀市と海外企業のビジネスマッチングの機会を創出します。

3.加賀市が持つ各種資源についての海外への情報共有支援に関すること
加賀市での取組を通じて、人口減少地域での公共交通や物流の課題解決モデルを構築し、その経験と情報を将来少子高齢化社会を迎えるASEAN諸国に発信します。

4.地域課題解決に関すること
加賀市が直面する地域課題の解決に貢献する技術を提供します。例えば、物流配送最適化サービスを加賀市内の物流企業に提供することで、物流企業は少ない車両台数で効率的に集荷や配送を行うことができ、少子高齢化や2024年問題から来る労働者不足を解決します。

5.その他、地方創生に資する取組に関すること

<連携事項1に関する説明資料>

<連携事項4に関する説明資料>

【加賀市乗合タクシーのシステム高度化実証運行について】
●背景
加賀市は、人口の密集する地区が点在する多極分散都市であり、また広大な市域を有していることから、効率的な公共交通網の維持・整備に課題を抱えています。通勤・通学、高齢者の買い物・通院などの市民の日常移動、そして北陸新幹線の開業により増加が見込まれる観光客の移動など、多様な移動需要を満たす持続可能で効率的な新しい交通システムの構築が強く求められています。これらの複雑な交通課題を解決するため、市は運行中の乗合タクシーのシステムを刷新し、AIオンデマンド交通の実証運行を開始する方針を決定しました。

●アプリ・サービス概要
SWAT Mobilityは、広範囲の市域(306km²)を限られた車両数で効率良く運行する必要がある本サービスにおいて、広域サービス向けの特別なパラメーター(相乗りの効率性とユーザーの乗車体験を最適化するための項目)を設定しました。また、実証運行期間内で相乗り率や乗車人数を最大限に引き上げるために、定期的なサービス分析(予約の成立率の変動やユーザーの傾向の理解など)を行い、その結果を踏まえた改善提案を継続して行います。

●運行概要
実施期間:令和6年3月27日(水)~4月下旬(予定)
運行時間:午前6時30分~午後6時、毎日運行
運行エリア:加賀市全域
乗降場所:860ヵ所(令和6年3月27日現在)
利用方法:アプリ「加賀市乗合タクシー配車アプリ」
実施主体:加賀市地域公共交通活性化・再生協議会事務局
運行受託者:加賀第一交通株式会社(加賀市山代温泉)

加賀市乗合タクシー配車アプリQRコード

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