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新進気鋭の10社がピッチを披露! 世界最大規模のスタートアップ・コンテストXTCの日本大会が開催!

「XTC JAPAN 2024」レポート

連載
JAPAN INNOVATION DAY 2024

提供: XTC JAPAN

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衛星データをAIで分析することで不動産仕入れを100倍加速、株式会社Penetrator

株式会社Penetrator CEO 阿久津 岳生 氏

 株式会社Penetratorは衛星データとAIで企業の不動産仕入れを迅速化するプラットフォームサービス「WHERE」を開発、提供している。

 これまで不動産の仕入れは人脈や紹介に大きく依存し、とても手間と時間がかかるアナログなプロセスだった。そこで、衛星データとAI技術を組み合わせることで、特定の不動産を素早く検出し、所有者情報を特定できるシステムを開発。不動産仕入れの速度を大幅に向上させることが可能になった。

 AIが駐車場や畑、空き地などの種類を識別し、法務局の登記データと照合して所有者を特定するので、事業展開のスピードが劇的に向上する。従来なら30時間かかっていた作業がわずか数クリック3分程度で完了するという。

 不動産所有者と直接取引することで中間業者は不要となり、ライバル企業よりも先に用地の獲得ができるようになる。オフィスにいながら日本全国の情報を取得するため、必要なエリアに能動的に事業展開をすることも可能になる。ターゲット企業は10.5万社で、事業規模は1760億円を見込んでいるという。

「衛星データを使っているため、すでにアメリカやヨーロッパなど全世界の不動産をピックアップすることが実現できています。2027年にはアメリカ、イギリスに展開するため、今、市場調査をしています。今回のシステム開発に必要な不動産取引の知見、衛星データなどの宇宙技術、そしてAIという3要素のスペシャリストがチームリーダーとなっています」とCEO 阿久津岳生氏は語った。

衛星データをAIが分析し、特定の不動産を探し当てる

業務スピードが圧倒的に速くなる

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