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Honda、マイクロモビリティ「Honda CI」の実証実験で交通事故ゼロの社会を目指す

2024年02月10日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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◆人混みの中でもユーザーを認識する「WaPOCHI」

Honda

電動マイクロモビリティロボット「WaPOCHI」

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本田技術研究所先進技術研究所知能化領域アシスタントチーフエンジニアWaPOCHI開発責任者の小室美紗さん

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WaPOCHIの概要

 一見、SF映画に出てくる宇宙人を彷彿させる外観の電動マイクロモビリティロボット「WaPOCHI」。荷物を代わりに持って、先導または追従することで、歩行者の自由度が大幅にアップするお役立ちロボットです。

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技術的ポイントの1つである、ユーザー認識について

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人の進行方向を推定し先導をする

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大勢の中でもユーザーを認識する

 驚くのはユーザーの特徴を記憶し、人混みの中でも追従や先導をするというところ。また歩行者の軌道を予測する機能も備えているそうです。

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イチゴ農園「グランベリー大地」のエントランスとWaPOCHI

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体験シナリオ

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頭部の下に手をかざしてユーザー登録を行なう

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ユーザー登録の画面

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音声でのコントロールも可能

 「WaPOCHI」は、イチゴ農園「グランベリー大地」でエントランスからビニールハウスに続く私道で実証実験が行なわれています。手のひらの静脈認証でユーザーを登録するか、専用アプリをインストールしたスマートフォンでWaPOCHIをコントロールします。目の部分は、状態をあらわしており、たとえばオーナーを認識をするとウインクをするようなアニメーションをします。またエラーだと×マークになります。これが結構カワイイ。

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人混みの中でも追従する

 オーナーが歩くと、一定距離をあけてついてきます。エキストラ(研究所の職員)の方々が歩く中でも、きちんとついてくるところに驚きます。歩行スピードが変わっても、きちんと一定距離で追従してきます。

 途中「歩くのって楽しいねぇ」と「WaPOCHI」が話はじめたので「うん、楽しいね」と返答。ですが「WaPOCHI」には私の声は届いていない模様。その様子を見ていたエンジニアから「スミマセン、会話機能は実装していないんです」ということで、いい歳をした男性は恥ずかしい思いをしてしまいました。でも、話ができたら面白いかもしれません。

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先導している様子

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 先導するモードも基本的には同様。前を走ることで、自然と道ができるのはお年寄りはだけでなく、観光農園での誘導に便利そう。残念ながら湿度の関係でビニールハウスの中に入ることはできず、目的地に到着したら、自動的に所定の場所に戻るとのこと。

 これらのHonda CI搭載機は、百聞は一見にしかず、というところがありますので、ぜひ足を運んで頂き、体験してほしいところです。ちなみに、月曜と金曜を除く毎日行なわれ、時間は10~12時、13~15時とのこと。

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Hondaのグローバルブランドスローガン

 Hondaは昨春からグローバルブランドスローガン「The Power of Dreams(夢の力)」に、「How we move you」という副文をつけて「夢の力で、あなたを動かす」と謳っています。発表された当時は「なんだコレ?」と思ったのですが、約1年が経ち、その意図に合点がいった気分。さらに副文の下には「Create、Transcend、Augment」とも。これは、顧客を「Transcend:時間と空間の制約から解放」し、「Augment:ひとのあらゆる可能性を拡張」する価値あるモビリティを「Create:生み出す」という意味です。

 今までもこれからも、Hondaはクルマやバイクのみならず、面白く、役立つモビリティを作り続けることでしょう。実証実験とともに、これからもHondaに注目です。

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