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DJ KOOさんが指摘する「唯一の欠点」とは? ポータブルDJシステム「FJ1」がイベント開催

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「ユーザーのリクエストを聞いて“育つ”DJマシン」と開発の裏側

 DJ TAROさんと宮崎さんのトークでは、過去にTAROさんから搭載をリクエストしたある機能と、その開発の裏話が語られました。

ポータブルDJシステム FJ1 DJイベント開催

 かつてTAROさんがリクエストしたのは、再生中の曲(トラック)のテンポを一瞬だけアップ/ダウンさせる「ピッチベンド」。DJプレイで2つの曲をつなぐとき、曲どうしのリズムがずれているときれいにつながらないので、それを微調整する機能です。ただし、テンポアップ/ダウンしたときに音程(ピッチ)まで変化してしまうと、やはりきれいに聞こえません。そこで「音程はそのままキープして、テンポだけ変化させてほしい」、そんなリクエストでした。

 「軽く『これ、できるようにならないですかね?』と言ったら、宮崎さんは(強い口調で)『できませんっ!!』って(笑)。『それにはメモリがああでこうで……』と難しい説明があって、ああそうかできないんだ、軽い気持ちで言ってしまってごめんなさい、と思いつつ、この人とはしばらく距離を置こうかな……とも思ったんですが(笑)」(TAROさん)

 ところがしばらくすると、宮崎さんから「できるようになりました!」と連絡が入ります。ソフトウェアのアップデートを通じて、ピッチベンド機能を追加したのです。その点にもTAROさんは驚いたと語ります。

 「ハードウェアなのに、機能を後からアップデートできるのはすごいなと。リクエストしたらそれが実現して、どんどん“育つ”DJマシンってほかにない。さらに、僕以外にもいろいろなユーザーさんの声を聞いている、そういう開発のスタンスがすばらしいなと思ってます」(TAROさん)

 宮崎さんは、実際にGODJやFJ1にどんな機能を載せるのかは「ほとんどユーザーさんが決めています」と話します。「僕自身はDJをほとんどしないので、どんな仕様がいいのかわからないんですよ(笑)」(宮崎さん)。GODJ Plusのリリース後、「フェーダーの中心位置を示す目盛りがつまみに隠れて見えない」とユーザーに叱られて問題に気付き、FJ1では直すことにしたという失敗談も披露しました。

ポータブルDJシステム FJ1 DJイベント開催
ポータブルDJシステム FJ1 DJイベント開催

FJ1に触れるコーナーには人だかりが。現在開発中につきモックアップですが、来場したファンは本体サイズや操作感を確認し、熱心に宮崎さんと意見交換をしていました

DJ KOOさんがプロ視点で見た、ポータブルDJマシンの魅力と「唯一の欠点」?

 DJ KOOさんによるDJセットの後、KOOさんと宮崎さん、TAROさんのクロストークでは、GODJ/FJ1のようなコンパクトなDJマシンの魅力とメリットが、プロDJの視点から語られました。

ポータブルDJシステム FJ1 DJイベント開催

 KOOさんはこれまで、フランスやアフリカへの海外遠征でGODJ Plusを持ち出したそうです。「DJとしては、荷物が重たくなるのはしょうがない部分だったんですけど、GODJはこれひとつだけ持って行けばできちゃう」(KOOさん)。

 ちなみにどこの国に行っても、DJができるA4サイズの謎マシンに「これは何なんだ!」と驚かれ、操作が直感的なので「ちょっとやらせてくれ」とすぐにコミュニケーションが生まれるのだとか。

ポータブルDJシステム FJ1 DJイベント開催

JICAの依頼を受け、KOOさんが日本舞踊家の孝藤右近さんとアフリカに渡った「BON for AFRICA/アフリカ盆踊り」プロジェクトでもGODJが活躍

 また、クラブやイベント会場といった現場ですぐにセットアップできる安心度の高さもポイントとのこと。「前のDJが終わって次のDJが引き継ぐセットチェンジのときに、機材構成が複雑だとトラブルが起きかねないんですが、GODJならばケーブルを一発つなげばOKなので」(KOOさん)。TAROさんも、電源をオンにしてから起動が速い点が、プロDJ向けマシンとしては「すごく大事」だと賞賛します。

 KOOさんはもうひとつ、GODJ Plusが出力する音の良さも指摘しました。一般的なプロDJ機材はXLR(キャノン)コネクタというオーディオ出力端子を備えていますが、GODJ Plusは民生機器向けのRCAコネクタのみ。それでもこの夜はCIRCUS TOKYOのサウンドシステムをしっかりと鳴らしており、KOOさんも「音がぼやけず、はっきりと出ていたと思います」と評価しました。

 ちなみに、将来的に実現してほしい機能として、KOOさんは「クラウドへの対応」を挙げました。本体内やUSBストレージに保存した音源だけでなく、クラウド上にある音源を使ってDJプレイができたら新しい、という発想です。宮崎さんも、今回のFJ1ではネットワーク機能を進化させていきたいと考えているとのことで、たとえばUSBドングル経由でWi-Fi接続して、音楽配信サービスの音源をプレイできたら面白いことになるはず、と応えました。

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ポータブルDJシステム FJ1 DJイベント開催

 この夜のDJセットでKOOさんは、キュー、エフェクト、サンプラー、スクラッチなど、GODJ Plusが備える多彩な機能を使い切るプレイを披露しました。宮崎さんから「KOOさん、いろいろボタンを押しすぎですよ(笑)」と言われたKOOさんは、「これ(GODJ)の唯一の欠点は『夢中になっちゃうこと』なんですよ」と応じました。

 「これの唯一の欠点は『夢中になっちゃうこと』。2曲だけあれば、たぶん30分くらいはずっと遊んでいられます」(KOOさん)

 TAROさんも、GODJにはDJマシンに求める「楽しさ」があるとして、FJ1を通じてさらにその楽しさが広がることを期待していると語りました。

 「僕、本当にいつも思ってるんですけど、音楽が好きだったらただ再生ボタンを押して聞くだけじゃなくて、みんな自分で回せば(DJプレイをすれば)いいのにと思ってます。KOOさんのようなプレイまではできなくても、自分で聴きたい曲を聴きたい順番でかける、前にかけた曲が終わるちょっと前に次の曲をかける、ただそれだけでも幸せな気分になりますよ。ぜひみんなにDJをやってほしいなと思います」(TAROさん)

※本記事は、プロジェクトオーナーのプロジェクトが必ず成功することや、プロジェクトの品質、リターン内容を保証するものではありません。プロジェクト進行中に関するトラブル、返金要求、リターン返品要求はプロジェクトオーナーの責任のもと行なわれます。プロジェクト不成立時には製品が届かなかったり、返金が受けられないなどのリスクがあります。出資は自己責任でお願いします。

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