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新清士の「メタバース・プレゼンス」 第41回

3Dスキャンの進化がすごい。今なら無料で高精度、しかも簡単!

2023年11月06日 07時00分更新

文● 新清士 編集●ASCII

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3Dスキャンのニーズを一気に満たせそう

 3Dガウシアンスプラッティングは、現実のものを3Dデータにしていく上で、応用範囲の広い技術だと考えられます。

 3D化のニーズ自体はあったものの導入が大変でした。フォトグラメトリやNeRFを通じて簡単になったものの、もっと精度を上げ、簡単にしたいというニーズがあった。そこに3Dガウシアンスプラッティングが登場したという形です。

 3Dガウシアンスプラッティングは、「カメラの次」を指し示しています。用途がすごく広いので、実際にやってみたい人はたくさんいるんじゃないでしょうか。

 

筆者紹介:新清士(しんきよし)

1970年生まれ。株式会社AI Frog Interactive代表。デジタルハリウッド大学大学院教授。慶應義塾大学商学部及び環境情報学部卒。ゲームジャーナリストとして活躍後、VRマルチプレイ剣戟アクションゲーム「ソード・オブ・ガルガンチュア」の開発を主導。現在は、新作のインディゲームの開発をしている。著書に『メタバースビジネス覇権戦争』(NHK出版新書)がある。

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